田川市議会 2016-02-22
平成28年第1回定例会(第1日 2月22日)
平成28年第1回定例会(第1日 2月22日) 平成28年2月22日(月)
(第 1 日)
平成28年第1回
田川市議会定例会会議録
平成28年2月22日 午前10時00分開会
出席議員
議席番号 氏 名 議席番号 氏 名
1番 梅 林 史 11番 藤 沢 悟
2番 田 守 健 治 12番 北 山 隆 之
3番 柿 田 孝 子 13番 尾 﨑 行 人
4番 佐 藤 俊 一 14番 加 藤 秀 彦
5番 原 田 誠 15番 吉 岡 恭 利
なお、会期中の会議予定につきましては、お手元配付の会期表(案)のとおりでありますので御了承願います。
次に移ります。
日程第2「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、
村上卓哉議員、
髙瀬冨士夫議員を指名いたします。
次に、ここで「諸般の報告」をいたします。
まず、市長から、お手元配付のとおり、報告事項第1号「
市長専決処分の報告について」の報告があっております。
次に、監査委員からお手元配付のとおり、平成27年度行政監査結果並びに一般会計、特別会計及び企業会計につきまして、それぞれ各月分の
例月出納検査の結果報告があっておりますので、御了承願います。
以上で「諸般の報告」を終わります。
次に移ります。
日程第3報告第1号「
市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第3報告第1号「
市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」御説明申し上げます。
本案は、本市に対してなされた
特別支援教育支援員の任用期間の延長等を求める仮処分の申し立てについて、裁判所の和解勧告に基づき和解をするに当たり、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成27年12月22日付をもって専決処分いたしましたので、これを報告し、その承認を求めるものであります。
和解の主な内容は、紛争を将来に残さないため、
本件雇用期間を平成27年12月24日をもって終了すること、及び本市が解決金として8万円の支払い義務を認めるものであります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はございませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようですので、これより採決いたします。
報告第1号は、これを承認することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、報告第1号は、これを承認することに決しました。
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次に移ります。
日程第4報告第2号「
市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第4報告第2号「
市長専決処分の報告並びに承認を求めることについて」御説明申し上げます。
本案は、
地方税法施行規則の一部を改正する省令、及び
地方税法施行規則等の一部を改正する省令の一部を改正する省令が、平成27年12月25日に公布されたことに伴い、早急に田川市市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成27年12月28日付をもって専決処分いたしましたので、これを報告し、その承認を求めるものであります。
改正の主な内容は、市民税及び
特別土地保有税の減免申請から、個人番号の記載を削除するものであります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
報告第2号は、これを承認することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、報告第2号は、これを承認することに決しました。
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次に移ります。
日程第5議案第18号「田川市職員の給与に関する条例等の一部改正について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第5議案第18号「田川市職員の給与に関する条例等の一部改正について」御説明申し上げます。
本案は、人事院勧告に基づく国の給与制度の総合的見直し及び国家公務員の
給与改定状況等を勘案し、本市職員に同様の措置を講ずることに伴い、関係条例について、所要の改正を行うものであります。改正の主な内容は、一般職の職員の給与について、第1に、給料について給料表の水準の改定を行うこと、第2に、
期末勤勉手当の
年間支給月数を0.1月引き上げ、年間4.2月とすること等であります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第6議案第20号「田川市
事務分掌条例の一部改正について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第6議案第20号「田川市
事務分掌条例の一部改正について」御説明申し上げます。
本案は、昨年12月に策定した第5次
総合計画後期基本計画に基づく事業を迅速かつ円滑に展開するため、組織機構の一部を見直すに当たり、所要の改正を行うものであります。
改正の主な内容は、第1に、産業振興部及び都市整備部を廃止し、建設経済部に再編すること、第2に、
世界記憶遺産推進室及び新
ごみ処理施設建設室を廃止すること、第3に、各部の分掌事務を見直すこと等であります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第7議案第1号「平成27年度田川市
一般会計補正予算」、日程第8議案第2号「平成27年度田川市
国民健康保険特別会計補正予算」、日程第9議案第3号「平成27年度田川市
後期高齢者医療特別会計補正予算」、日程第10議案第4号「平成27年度田川市
急患医療特別会計補正予算」、日程第11議案第5号「平成27年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計補正予算」、日程第12議案第6号「平成27年度田川市
水道事業会計補正予算」及び日程第13議案第7号「平成27年度田川市
病院事業会計補正予算」の各
会計補正予算を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第7議案第1号「平成27年度田川市
一般会計補正予算」から日程第13議案第7号「平成27年度田川市
病院事業会計補正予算」までの概要について、一括して御説明申し上げます。
まず初めに、
一般会計補正予算について御説明申し上げます。
今回の補正は、決算見込みに基づく計数整理並びに国の補正予算に伴う事業の追加を中心に編成いたしております。
この結果、一般会計の補正予算額は、歳入歳出とも3億5,895万9千円の減額となっており、3月補正後の予算総額は288億8,536万8千円となっております。また、年度内に完了が困難な事業につきまして、繰越明許費の設定をあわせて行っております。
それでは、歳出について主な内容を御説明申し上げます。
全体の費目にわたる人件費につきましては、人事院勧告に伴う
期末勤勉手当の増加や、自己都合による退職者の増のほか、育児休業などにより、所要額の整理を行った結果、人件費全体で1,133万6千円の減額となっております。
次に、各款別につきまして主な内容を御説明申し上げます。
2款総務費では、ふるさと寄附金の収入が12月補正予算時の想定をさらに上回る見込みであることから、寄附者へのお礼品に関する経費を増額いたしております。
このほか、国の補正予算に計上された地方公共団体情報セキュリティ強化対策費補助金により、庁内で使用しているパソコンの情報セキュリティ向上に要する経費などを計上いたしております。
3款民生費では、国の補正予算に計上された年金生活者等支援臨時福祉給付金支給事業に要する経費を計上いたしております。この事業は、賃金引き上げの恩恵が及びにくい低年金受給者に対し、一人につき3万円を支給することにより、高齢者世帯の所得全体の底上げを図るものであります。
このほか、生活保護費や介護保険広域連合負担金、後期高齢者医療費につきまして、決算見込みにより減額いたしております。
4款衛生費では、田川地区清掃施設組合に対する負担金及び田川地区水道企業団に対する出資金につきまして、決算見込みにより減額いたしております。
5款労働費では、田川市地域雇用創造協議会に対する事業資金の貸し付けにつきまして、国からの委託料が早期に受け入れできたことから減額をいたしております。
7款商工費では、国の補正予算に計上された地方創生加速化交付金を活用し実施する芸術起業支援事業及び広域観光推進事業に要する経費を計上いたしております。
まず、芸術起業支援事業につきましては、旧猪位金小学校を再利用のため整備し、音楽家や映像作家などのクリエイターが田川で起業するための支援を行うものであります。
次に、広域観光推進事業につきましては、実施主体となる田川広域観光協会に負担金を交付し、田川市郡の連携による外国人観光客の呼び込みを図るものであります。
8款土木費では、7款と同じく地方創生加速化交付金を活用し、旧田川東高校跡地の整備計画策定に要する経費を計上いたしております。
このほか、河川や住宅など投資的経費の事業費につきまして、決算見込みにより減額をいたしております。
10款教育費では、猪位金学園の地域住民から、
タブレット端末など、機器の寄附に関する申し出があったため、これらを授業で活用するための環境整備に要する経費につきまして、同校への補助金を計上いたしております。
以上が歳出の主なものであります。
続きまして、歳入について主な内容を御説明申し上げます。
まず、市税につきましては、太陽光発電設備などの償却資産の増加や、地目の見直しにより固定資産税を、たばこの消費本数の増加により市たばこ税を、それぞれ増額をいたしておりますが、企業の設備投資の増加に伴う減価償却費の費用計上により、法人市民税が減額となる見込みであることから、市税全体としては減額となっております。
次に、国庫支出金につきましては、国の補正予算に伴う地方創生加速化交付金や臨時福祉給付金給付事業費補助金などを計上いたしております。
次に、財産収入につきましては月美台、昭和団地などの土地の売却や、望岳台団地の営造物の売却により増額いたしております。
そのほか事業費の変更などに伴う国県支出金等の特定財源の調整や基金繰入金等の整理などを行い、収支の均衡を図っております。
次に、繰越明許費につきましては、事業執行段階において関係者との調整等、やむを得ない理由により年度内の完了が困難となったものなど、16件を設定いたしております。
次に、債務負担行為につきましては、生活困窮世帯に対する家計相談支援事業の委託料、並びに山本作兵衛コレクションを永続的に保存し、かつ公開するため、近現代紙資料の保存及び修理についての大学との共同研究負担金、以上2件を追加をいたしております。
次に、特別会計について御説明申し上げます。
まず、国民健康保険特別会計につきましては、歳出では、一般被保険者療養給付費が増額となっております。一方、歳入では、賦課対象所得の減少や退職被保険者数の減少などにより、保険税が減額となったことから、新たな財源不足が発生したため、財政調整交付金において財源調整を行っております。
これら歳入歳出予算の整理を行った結果、3,284万円を増額いたしております。
後期高齢者医療特別会計につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金の減額などにより、4,304万5千円を減額をいたしております。
急患医療特別会計につきましては、歳入で前年度繰越金を計上するとともに、歳出で急患医療事業基金積立金を計上いたしております。また、診療事業収入が当初の見込みより減少したこと、その他計数整理の結果、1,650万4千円を増額いたしております。
住宅新築資金等貸付特別会計につきましては、貸付金の繰上返済があったため、これに伴う市債の繰上償還などを計上するとともに、人件費の整理により49万5千円を増額いたしております。
次に、企業会計について御説明申し上げます。
まず、水道事業会計につきましては、収益的収支において、収入では手数料の増等により33万6千円を増額し、支出では固定資産除却費の減等により2,492万3千円を減額いたしております。
また、資本的収支において、収入では工事負担金の減等により324万3千円を、支出では一般建設改良費の減等により18万5千円をそれぞれ減額いたしております。
次に、病院事業会計につきましては、収益的収支において、収入では4億6,510万4千円を増額いたしております。
この主な内容は、当初予算の編成時に、患者数が非常に多い整形外科において、長崎大学の医師の全面引き揚げが決まっていたことから、入院収入や患者数の減少を見込んで予算を編成しておりましたが、幸い九州大学の整形外科から新たに3名の常勤医師を派遣していただいたことにより、懸念していたほど収益や患者数が減少しなかったことによるものであります。
また、平成28年4月からの地域包括ケア病棟の開設に備え、平成28年1月から準備のために6階東病棟を再開しており、このことによる収益の増加も見込んで計上いたしております。
次に支出では、1億5,045万4千円を増額いたしております。
この主な内容は、職員数の増加や人事院勧告に伴い給料や職員手当を増額するほか、入院患者数の増加に伴い、使用する薬品や診療材料を増額したものであります。
この結果、公営企業である病院事業の経営状況を判断する指標とされる経常収支は、当初予算と比較して3億722万7千円の収支改善が図られ、9,798万円の経常黒字を見込んでおり、また、収益的収支の差し引きでは、2億7,754万1千円の黒字を見込んでおります。
また、資本的収支において、施設整備や医療機器等の更新に必要な事業費とそれに対応する起債の借り入れを予定しておりましたが、平成27年度の事業費がほぼ確定いたしましたので、収入では1億200万円を、支出では1億1,200万円を、それぞれ減額いたしております。
以上、補正予算の概要を申し述べましたが、本件につきましては、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありませんか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 小林議員。
○議員(小林 義憲 君)
今回ちょっと補正で、教育委員会で上がって学校教育課で上がっております猪位金小中一貫校、要するに猪位金学園で、何か地域住民の
タブレット端末で、ICTの環境整備の一環として電子黒板等を機器入れて、そういう教育の導入をしたいということだと思うんですけど、まず、今、本市でこの小中一貫校なんですけど、小学校、中学を含めたものなのか、今、他校の現状はどうなのか、猪位金学園だけを今後そういうものをやるのか、そこのところを聞きたいんですよね。
それともう一つは、これ猪位金学園ができるときに、やはり地元の方から寄附をいただいて天体望遠鏡をつけております。そのときも私も前回まで総務文教委員会でしたので、地元から寄附を受けたんだから、地元がこういう要望だからということでつけたんですけど、その間、その天体望遠鏡がどういう成果を上げられているのか、できましたらそれもお聞きしたい。
それともう一つ、今、私も総務文教委員会を離れていますので、今どういう教育内容かわかりませんけど、今もう
タブレットを利用した田川市の教育方針がそういうふうになっているのか、もしもなってるなら、教師がそういう指導力がもうきちんとできて、もう田川市の職員が
タブレットを使っても、電子黒板を使っても、それで対応できる教育環境なのか、できましたら、ちょっとお答え願いたいと思います、お聞きしたい。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 教育長。
○教育長(吉栁 啓二 君)
ではお答えいたします。現在まだ
タブレット等は全市的には広がっておりませんが、まず田川市としては絶対にICT教育は今からの情報化社会を生き抜くためには必要であるという考えですので、第5次総合計画にもありますし、教育大綱等にも情報化社会を生き抜く子供たちを育てたいということで書いております。まず、猪位金のほうで、こういう申し入れがありましたから、まず取り組みを行って、そこで成果なり課題を整理して、そして全市にぜひ広げていきたいと考えております。
それからプラネタリウムのことが出ましたが、地域に定期的に開いて見学者等を募って観察会等を行っていることは聞いております。ただ、まだ全市的に広く声かけして、どうぞというようなところまではいってるかというと、まだスペース的にとか、そういった計画は余りなされていないと聞いております。
それから、教師の分ですけど、個別にはICT教育の研修等は県とか筑豊教育事務所、また田川市内でも行っておりますが、全職員が十分対応できるかというと、まだまだ不十分だと考えております。今からICT教育の大事さはますます大きくなっていきますので、研修をますます組んで、全市に広げていく際に、教職員が十分対応できるようにしていきたいと思っております。以上です。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 小林議員。
○議員(小林 義憲 君)
あとは総務文教委員会でいろいろ議論されると思います。そして、今、教育長が第5次の中でICT教育が必要というのは書かれましたけど、申しわけありません、私もちょっとICTについて聞ける人間ではございません。しかしながら、その必要性というのはあると思いますが、ただ今、猪位金学園は1年生から9年生まで、小中一貫校でございます。その中でどこまでの子供たちを今後やっていくのか、今また田川市の子供たちにどういう授業をICTを1年から中学生までやっていくのか、そこのところ、これからの議論じゃなかろうかと思います。
それとやはり私はもう過去も今も学校の教育、これは教育長に言うのは失礼と思います、読み書き、そろばん、やはり本を読む、書く、そして、そろばんができる、要するに数字が強くなれる、そうしないといろいろな化学とか、理系とか、いろいろな文系等もいけないんじゃないかなと、それが基本ではないかなと私は思います。そこで、私も議会入ったときは、加藤議員さんが10分間図書というのを掲げておりました、今現在どうなっておるのかわかりませんけど、教育は常にぬくもりだと思っておりますので、やはり方向を変えるべきではない、一つの基本はそのままいくべきじゃないかなと思っております。
それで、決して僕は猪位金学園が云々ということではありませんけど、やはりそういうことの施策を入れるなら、もう少し全市的な小・中学校の経営のあり方をやはり教育委員会が先に答えて出して、この議案を出すべきではないかと私は個人的に思います。
それともう一つ市長にちょっと申し上げたいんですけど、旧田川東高校跡地整備計画策定業務委託料、これ1,500万円出てますよね。これ私ちょっと委員会でこれ議論するんですけど、これまだうちの委員会でも事務報告出ておりません。今回、事務報告出るんですけど、2月の17日の西日本新聞で、ここに市長の田川地区の補正予算の東高校跡地に、田川地区の観光交流の基点となるビルを整備する計画策定費1,500万円を計上、民間のアイデアや資金を活用し、ホテルや商業施設の入居も検討し、2021年度の完成を目指すと、こういう新聞記事載っているわけですね。
我々が今から委員会で議論する前に、こういうことがもう上がるということは、こういうこともありきで議論しなくちゃいけなくなると思うんですよ。やはりもう少し市長の思いはそういう思いがあるとは思います。まだまだいろんな思いがあると思いますけど、やはり議会はやっぱりその中で議論して、市長の思い、またいろいろ市民の思いを成就させながら、市民のためによくする政治じゃないかと思いますので、ぜひこういうことは市長の思いがあっても、新聞のほうには先に先行しないようなことをできたら要望したいと思います。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 柿田議員。
○議員(柿田 孝子 君)
今、小林議員のほうから質問がありましたが、私も同じ質問をさせていただきたいと思います。旧田川東高校跡地の利用なんですけども、1,500万円の業務委託料が上がっております。それで、6月の所信を読みましても、このような、先ほど言われましたようなビルを整備する1,500万円の中身について、民間のアイデアや資金を活用してホテルや商業施設の入居も検討し、2021年度の完成を目指すというふうにマスコミでは報道されています。それで、所信表明とか、それから所信を質問したときにもこういった内容が答弁がされてませんでしたが、こういった内容がどこかでこれが決められているかどうか、まずそれをお尋ねをしたいと思います。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
所信の中でもずっと申し上げてまいりましたし、また一般質問の中でも、ここをどうするのかというようなこともあったと思います。この中で観光の拠点として、これは位置づけてやっていきたいんだということを何度も申し上げたと思います。これは今回のことは観光の拠点とはどういうことかというようなことで、実際は田川市がこれをお金を出して建てるということは到底難しいわけでありますので、今回は、今回、加速化交付金というものがつきまして、これによってしっかりとしたこの部分における方向性、グランドデザインを書いて、そして皆さんに報告しなくちゃならないということで、これが今回国の形ができましたので、これを活用させていただくということであります。
新聞報道でも何カ月前の新聞にもこういうことをやりたいんだということは、一般質問の中でも出た内容を記者の方々が同じような内容で書いていたと思いますので、今回改めて自分の思いを述べたということではなくて、もう一度おさらいをした形で、こういうような形なんですよという位置づけを述べさせていただいたということでありますので、御了承いただきたいと思っております。
また、今回、今私が述べたことがそのままなるということではなく、こういう形がいいんではないかという思いを述べさせていただいただけであって、しっかりとした計画ができれば、それに向かって提案等々を企業のほうにいただきながら、この地域の活性化に向けた取り組みを行っていきたいということであります。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 柿田議員。
○議員(柿田 孝子 君)
市長の思いを述べられたということで、特に例えば観光協会の中でこういう案が決まっているとかというわけではないというふうに確認をしてよろしいでしょうか。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
これはまだ今、柿田議員が言われましたように、このようにやるんだという決定ではありませんので、こういう方向で、方向性を示さなければ議会にもしっかりとした提案はできないということで、今回の取り組みとさせていただきました。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 柿田議員。
○議員(柿田 孝子 君)
マスコミに先に出ると、もう市民の方からはもう決定したんではないかという勘違いをされますので、できるだけこういった発言は避けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
先ほども申し上げましたように、これは今回に限って私が新聞記者のほうに申したことではなくて、今回は今までの形の中で、今回予算が出ましたので、この辺としてはどうなんですかという記者が改めて質問に来ましたので、前回から言うとおり、こういうような形でやりたいと思っていますということを述べただけであります。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 藤沢議員。
○議員(藤沢 悟 君)
2点ほどお尋ねをいたします。まず第1点の今回の補正の目玉になっておりますこの地方創生加速化交付金、この交付金にかかわる予算が8,500万円上がっております。もともとこの件については、執行部から一定の説明を受けました。その最も大きなものとして、猪位金小学校と猪位金幼稚園を活用して、音楽家による起業支援をすると、これが6,500万円と極めて大きな金額になっております。この件は確かに総務文教委員会で執行部と議論をいたしました。そのとき私は、この交付金のメニューがある程度もう少し広範にわたってメニューを活用すべきではないかという問題を提起をいたしましたが、執行部のほうは、この6,500万円の音楽家による起業を進めたいと、猪位金小学校ですね、ということでした。
そこで私は六つの点を執行部に質問主意書を送っております。そのまず一つは、この事業の目的は何なのか、それから二つ目は、この事業はどういう事業の運営形態をとるのか、それから三つ目は、管理する組織体制はどうするのか、そして今後この事業はどのように展開していくのか、それが地域にどのように活性化させるのか、そして地元の同意はとっているのか、こういったもろもろの点について、ただいま執行部に私は質問主意書を送っております。回答いただいておりません。これをしっかり今度の総務文教委員会で議論したいと思っておりますが、きょう私がここで申し上げておるのは、この6,500万円の予算は建設経済委員会で議論するわけです。ですから政策面は総務文教委員会で議論いたしますが、予算の審議は建設経済委員会でございますので、私からきょう、小林建設経済委員長並びに村上建設経済副委員長、そして建設経済委員の方々に、この総務文教委員会の政策審議のあり方を動向をしっかり注視をしていただいて、そしてこの予算審議を参考にしていただきたいということをここで申し上げて、お願いを申し上げておきたいと思っています。以上でございます。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
私も今、藤沢議員さんが言われた件については、問題意識を持っておりますが、もう今言われましたので、この件についてはもう省いて、一つだけお尋ねしたいと思います。今度、雇用の問題で、田川市雇用創造協議会資金貸付金が大幅に減額されたと、これは国の交付金があったので、それに置きかえたということでしょうが、私もこれずっと提案してきたものとして、ちょっとお聞きしたいんですが、今、それが財源が置きかえられて、少し減額と既決額との差が1千万円ぐらいあるんですけど、この辺ちょっと交付金が全部されなかったのかなというのがありますので1点。それとついでにですが、この実践型の地域創造事業の現状についてお尋ねをしたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君)
産業振興部長。
○
産業振興部長(須藤 乃式 君)
この交付金につきましては、国からの交付金が交付されるまでの間に、資金がショートいたします。その部分を貸し付けするという計画でございました。その交付金が早く交付されたものですから、資金が潤沢に全体に回るようになりましたので、その分貸付額が減額になったということでございます。
次のお尋ねの活動でございますが、今現在、猪位金小学校のほうに事務所というものを置いて、いろいろな試作品をつくって開発に努めております。また、いろいろな研修会等を今失業者の方々を対象にする研修会等を実施しております。それからまた農業関係のほうにもそういう講師を招いて、今現在農業をされている方々のステップアップの研修をしたりというようなことを実施しております。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
中身を聞けば、ちょっと私は今質疑するのをやめておこうかなというのを言いましたけど、先ほど藤沢議員が問題提起をいたしました、この猪位金小学校での今後の芸術活動の取り組みということがありましたけど、今この猪位金小学校で私が今質問いたしました実践型地域創造事業を展開をしているということですけど、これ芸術活動が進んでいく、それとこの今の実践型の事業は、どこか別のところでやらなければならないようになるんでしょうかね、その辺ちょっとお尋ねいたします。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君)
産業振興部長。
○
産業振興部長(須藤 乃式 君)
実践型の事業は、旧猪位金小学校が活用されてなかったところに事務所的に入ったところでございます。今回、そういうふうに活用するということであれば、また別のところに探すことになろうかと思います。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
農業の実践をいろいろとそこで研修会とかやっていくというのは、この猪位金小学校の場所的にいうと、農地を貸し付けたりとかあるんで、私はこの辺がいいんじゃないかなと思いますけど、中身についてもう少し詳しく聞き取りもしながら、この審議の中、推移を見ながらまた自分の意見を述べていきたい、きょうはもうこれで質疑を終わります。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 藤沢議員。
○議員(藤沢 悟 君)
何度も済みません、教育長にお尋ねをいたします。
教育長の平成28年度の教育施策の方針と重点施策というのをいただいております。その6ページを見ますと
○議長(梅林 史 君)
藤沢議員さん、それ、後でその件は。
○議員(藤沢 悟 君)
いやいや、これ、これと関係ある。
○議長(梅林 史 君)
関係あるんですか。
○議員(藤沢 悟 君)
タブレットと関係ある。
○議長(梅林 史 君)
ああ、そうですか。
○議員(藤沢 悟 君)
そういうことです。だから
タブレットと関係がなかったら、申し上げません。
タブレットと関係ある。
○議長(梅林 史 君)
その分についてどうぞ。
○議員(藤沢 悟 君)
それで、その中でICTを活用した教育推進をすると、これグローバル化に向けて、どうしてもICTの活用を促進しなきゃいかんということになっているんですね。小林議員との質問が重複しますが、ならばですよ、ならばこの補正で猪位金をやるわけですね今度は、猪位金を。そのときに、今、教育長のお答えでは、いや、まずここの猪位金でテストケースでといった趣旨を教えてくれて、ありましたね。そういうことでしょう。そうしたら、猪位金は小中一貫校ですよ。小中一貫校の学校の運営形態と、伊田中学校と伊田小学校は運営形態違うんですよ。だったら、猪位金小学校の小中一貫校の9年制の学校のICTの運営のモデルケースでやるならば、それは他校も伊田中学校も伊田小学校も、あるいは田川小学校も田川中学校も、どこかそこはモデル校を出して、そして同じように並行的にやはりモデルケースでやってみるというのは、それは一考じゃないかと思うんですね。その辺は今度の議案の中で十分に議論しますので、その辺のところの整理をお願いしておきたいと、前もってお願い申し上げておきます。以上です。
○議長(梅林 史 君)
総務文教委員会でそういう点を十分審議するということでよろしゅうございますね。
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 北山議員。
○議員(北山 隆之 君)
2点ほど確認をさせてください。先ほど小林議員が、猪位金学園に地元の方から開校のときにかなり高額な寄附をいただいたと。それに関して私は猪位金学園に展望台を設置をすることは、天体望遠鏡のね、これは猪位金学園に集中するような感じになるからということで、できれば中心部のほうに設営をしていただくと、非常に利便性もいいんではないかということで質問をしました。そうしたら、当時の教育長さんは、是が非でも寄附者の方は猪位金学園のほうに設置をしたいというようなことで、そのことを十分に憂慮しながら、最終的には猪位金学園で現在天体望遠鏡を設置しているわけですが、まず、お聞きしたいのは、先ほどの小林議員さんも、効果はどういう状態であるか、効果はどのように出ているのかというところが説明ちょっとされてなかったものですから、再度、私のほうからその点について、非常に効果が数字では表にはできないと思いますので、簡単で結構です。よく出ているとかですね、という程度でいいですから、まずその点を教育長、お願いいたします。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 教育長。
○教育長(吉栁 啓二 君)
自分が把握している限りでは、定期的に地域の理科教育等に詳しい方に来ていただいて、子供たちとか保護者の方とかに、また地域の方に天体望遠鏡を使った観察会等をされているということを聞いております。ただ、田川市全体に呼びかけしたりとか、それを広げていく取り組みは、まだ十分ではないと自分から見えますので、できましたら、せっかくの施設なので、ほかの校区の子供たちとか親たちで関心があったときに、スペースがとても狭いところですので、たくさんは無理なので、例えば校区を割り振りしてとか、順番を決めてとか、そんなやり方で、せっかくの天体望遠鏡の設置ですので、多くの関心のある子供たち、親たちに見ていただくような、そういったこれから配慮をしてほしいという要望を教育委員会として猪位金学園にしていくとかいう考えを今は強く持っております。以上です。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 北山議員。
○議員(北山 隆之 君)
ということは、効果が少し出ているということで理解してよろしいでしょうか。ということで、それに関連して、今回またさらに3月補正で6,500万円程度、猪位金のほうに投資をすると、そして音楽教室とかそういったものの関係をつくるというような予算説明がありました。そうしますと、今回も猪位金学園小中一貫校が非常に今回の学校教育の再編、特に中学校の再編問題で非常に弊害になっているのではないかと、私自身はそう思います。なぜか、その理由はですね、2校にすると、中学校を2校に再編したいということなんですが、じゃあ、猪位金学園の中学校はどのような位置づけになっていくのかというところが、非常に危惧されるところでございます。
それともう1点は、今回、猪位金小学校のほうで6,500万円の投資をしながら、猪位金校区の非常に活性化といいましょうか、子供のための教育を上げるということにはなると思いますが、では、そのほかの猪位金校区以外の方々の教育の平等性、憲法上保障された教育が平等であるべきだという、その観点からすると、どのように教育長さん、あるいは市長さんは、私が言いたいのは、平等性をどのように担保するのかというところを、お考えがあればちょっとお聞かせ願いたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 教育長。
○教育長(吉栁 啓二 君)
猪位金学園は、小中一貫校としてモデル校としての役割を持っております。それで、前回の議会でも生徒指導面や学力向上面でいろいろな。 (発言する者あり)
その弊害をどうなくしていくかというか、だから、今度の再編の進めていく際でも、小中一貫校のモデル校である猪位金の成果を生かす形の再編を進めていきたいと、私は個人的には考えています。例えば今、義務教育学校の制度等もありますので、ほかの学校でも1年生から1・2・3・4・5・6、9年制度を取り入れることができますし、猪位金の成果とか課題を生かした他の再編される中学校、また小学校の教育内容に生かしていくということで、少しでも猪位金の成果が出たところを広げていくというようなことで、自分は対応していきたいと考えております。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
今回の取り組みは、教育という観点も一つあります。私の思いといたしましては、今回は一つの企業誘致という観点で捉えさせていただいております。ここにこのような設置をすることによって、一つの音楽産業がこの田川に来ていただくという思いからこの整備を進めたいなと思っております。と申しますのも、今、田川からは有名な音楽家等々も出ておりますが、しかし拠点はやはり東京のほうで活動されております。このような方々がこの田川にもし音楽の拠点を動かしていただき、そしてそこでクリエートをしていくということになれば、それによって、田川がまた全国にも発信をされるということにもなります。さらに、その活動を通じて、子供たちにも夢を与えることができると、このように思っておりまして、今回このような新しい取り組みとして、この音楽産業を田川に呼び込んでいこうということで、ここの整備をさせていただきます。
じゃあ、何で猪位金かということでありますが、私の思いといたしましては、今、船尾小学校か、この猪位金小学校ということになります。船尾小学校は田川市の重要な書類類を保管しているということもあります。さらに武道館、体育館のほうを武道館として位置づけをして、そこでいろいろな武道をしていただいているといったようなこともあります。今回は先ほども佐藤議員の質問にあった、あそこの調理室を使って、今、いろいろな田川の特産物もつくっているということで、実際に産業の形であそこを活用しておりますので、あそこを企業誘致の一つの場として捉えて、あそこを整備をするという形を今回はとらさせていただいたところであります。以上です。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 北山議員。
○議員(北山 隆之 君)
猪位金学園のことは、教育長、私がさっき言ったのは、6,500万円もかけて猪位金の小学校で、そういったものをつくるということは、やはりバランス的に、田川市全体の教育のバランス的にいかがなものかということを言いたかったんですね。今後、今、市長さんのほうからもちょっと指摘もありましたように、提案があったように、やはり田川市全体のことも憂慮しながら、今後、教育の公平性ということも担保にしながら、ひとつ総務文教委員会の皆様方におかれましては、一つその点を憂慮していただきたいということを要望しておきます。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、ここで議案の委員会付託を行います。
ただいま提案されました各議案につきましては、お手元配付の
議案委員会付託表(その1)のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたしますので、休会中、十分な審査をお願いをいたします。
なお、3月3日の本会議で採決をしたいと思っております。そのように取り計らうことで御了承願います。
これより暫時休憩いたします。再開を午前11時15分といたします。
(休憩10時58分)
(再開11時15分)
○議長(梅林 史 君)
再開いたします。
休憩前に引き続きまして、会議を行います。
日程第14議案第16号「田川市
行政不服審査会条例の制定について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第14議案第16号「田川市
行政不服審査会条例の制定について」御説明申し上げます。
本案は、行政不服審査法の全部改正に伴い、同法第81条第1項の規定に基づき、田川市行政不服審査会を設置するため、新たに条例を制定しようとするものであります。
同審査会は、市長の処分等について行われた審査請求に対する裁決の客観性及び公平性を高めるため、第三者の立場から審理手続の適正化や法令解釈を含め、判断の適否を審査するものであります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第15議案第17号「
行政不服審査法等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第15議案第17号「
行政不服審査法等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」御説明申し上げます。
本案は、行政不服審査法の全部改正に伴い、関係条例の規定の整備を行おうとするものであります。
改正の内容といたしましては、審査資料の写しの交付手数料について、国と同額の1枚10円等とするほか、「異議申立て」に関する規定を「審査請求」に改めるなど、制度改正に合わせた所要の規定整備を行うものであります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありますか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第16議案第21号「田川市職員の退職管理に関する条例の制定について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第16議案第21号「田川市職員の退職管理に関する条例の制定について」御説明申し上げます。
本案は、地方公務員法の一部改正に伴い、平成28年4月1日から営利企業等に再就職した元職員に対し、職員への働きかけを禁止する退職管理制度が新たに設けられることから、職員の退職管理に関し再就職情報の届出等、必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものであります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありますか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第17議案第22号「
田川地区急患センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第17議案第22号「
田川地区急患センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。
本案は、田川郡7町村から受託して本市が設置運営している
田川地区急患センターの診療体制を変更するため、所要の改正を行うものであります。
改正の内容は、12月30日の診療体制を、これまでの平日夜間診療体制から休日診療体制へ変更しようとするものであります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
質疑はありますか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第18議案第23号「田川市
産業振興基金条例の制定について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第18議案第23号「田川市
産業振興基金条例の制定について」御説明申し上げます。
本案は、企業誘致及び地場中小企業育成、新産業創出に向けた6次産業化の推進など、本市の産業振興を目的とする事業に要する経費に充てるため、田川市産業振興基金を設置するに当たり、新たに条例を制定しようとするものであります。
なお、この基金の財源といたしましては、ふるさと寄附金において、寄附者から使途の指定がなかった寄附金を充てることとしております。
条例の主な内容は、第1に、基金設置の目的に関すること、第2に、基金の管理、運用、処分に関すること等であります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありますか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第19議案第24号「田川市
いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第19議案第24号「田川市
いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定について」御説明申し上げます。
本案は、学校におけるいじめの防止、早期発見、重大事態への対処について、総合的かつ効果的に推進するため、いじめ防止対策推進法の規定に基づき、田川市いじめ問題対策連絡協議会、田川市いじめ問題対策委員会及び田川市いじめ問題調査委員会を設置するため、新たに条例を制定しようとするものであります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありますか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第20議案第8号「平成28年度田川市
一般会計予算」、日程第21議案第9号「平成28年度田川市
国民健康保険特別会計予算」、第22議案第10号「平成28年度田川市
後期高齢者医療特別会計予算」、日程第23議案第11号「平成28年度田川市
急患医療特別会計予算」、日程第24議案第12号「平成28年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計予算」、日程第25議案第13号「平成28年度田川市等三線
沿線地域交通体系整備事業基金特別会計予算」、日程第26議案第14号「平成28年度田川市
水道事業会計予算」及び日程第27議案第15号「平成28年度田川市
病院事業会計予算」の各会計予算を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。
○市長(二場 公人 君)
平成28年度当初予算の提案に当たり、市政運営の所信を述べさせていただきます。
昨年4月の市長就任以来、早や1年がたとうとしております。なれない私がこれまで市政を運営してこられたのも市民の皆様方、議員の皆様方の御協力があってのことと感謝いたしております。
私がこの1年間、まず何より優先して取り組んできたのが、ごみ処理施設の広域化であります。人口約13万人の田川地域に四つのごみ処理施設が建設される状況から、田川郡の各町村長を初め、市町村議会の議員の皆様方の御協力もあり、候補地の決定を経て、共同建設で一本化できたこと、さらに加えて、し尿処理施設の共同建設まで形にできたことは、非常に大きな収穫であったことと思っております。この二つの施設の広域化により、市単独で建設した場合と比較をして、建設費、維持管理費ともに、将来にわたり大幅な負担軽減が可能になる見込みであります。この二つの施設につきましては、今後解決をしなくてはならない数々の難問がありますが、一つ一つ着実に乗り越え、無事完成を迎えられるよう懸命に努力をしてまいります。
さて、私が市民の皆様方と約束をした田川再生のための4本の柱につきましては、平成28年度はこれまで以上に積極的に取り組んでまいります。
まず、1本目の柱、「美しい街づくり」についてであります。
市民の皆様方の力で明るいまちのイメージをつくっていくため、既に5千人ボランティア構想を打ち出しているところです。そこで、平成28年度はボランティアセンター準備室を立ち上げ、ボランティア団体の育成・支援や情報発信などを効果的に推進するボランティアセンターの開設に向けて着実に事務を進めてまいります。
また、東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地誘致につきましては、出場各国の情報収集を行うとともに、誘致活動及び交渉活動を強力に推進してまいります。誘致が実現をすれば、国際交流の促進や、スポーツ振興等を図ることができ、また田川のイメージアップや知名度の向上も期待できると考えております。
その他、丸山公園は、桜の季節だけではなく、1年を通して多くの人が訪れる四季折々の花を植え、成道寺公園は現在のツツジやショウブに加え、秋になるとたくさんのイチョウで黄金色に輝く黄金の森をつくるなど、それぞれ特色のあるオンリーワンの公園として整備するため、まずは各公園の整備基本計画の策定に着手してまいります。
次に、2本目の柱「新産業の創出」についてであります。
平成27年12月現在の田川地域の有効求人倍率は0.82倍と前年の0.66倍から改善はしておりますが、全国の1.27倍、福岡県の1.23倍、筑豊の0.93倍と比較すると、依然、深刻な状況であります。
このような中、昨年12月にアジア士業共同体、いわゆるASPOと締結をした業務連携協定により、ASPOとの協働で地元企業の支援や経営力の強化、ひいては海外への販路拡大などへの展開を図ってまいります。
また、市内の正規雇用の増加を促進するため、非正規雇用の市民を正規雇用へ転換した市内事業者を支援する正規雇用転換奨励金制度を新たに実施いたします。さらに、転職を機に市内へ移住する人に対し奨励金を交付するふるさと就職奨励金制度を開始し、UターンやIターンなどによる定住化を促進してまいります。
加えて、産業振興基金を新規に設立し、企業誘致や地場産業の育成はもとより、新産業の創出や6次産業の推進等の財源として活用することで、地域産業の振興に、より一層努めてまいります。なおこの基金には、全国の皆様からふるさと寄附金としていただいた寄附の一部を積み立て、寄附者の思いに応えられるよう効果的に活用いたします。
そのほか、田川伊田駅と旧田川東高校跡地を中心市街地におけるにぎわい創出拠点及び観光情報の発信拠点と位置づけ、田川伊田駅につきましては改修設計を、旧田川東高校跡地につきましては整備基本計画の策定を進め、多くの人が集う場所にしていきます。
3本目の柱は「教育改革」についてであります。
昨年12月に青山学院と提携をした包括連携協定に基づき、まずは英語教育の充実を目指し、英語教員の指導力向上を目的とした研修の実施や、青山学院の学生による学習支援等を進めてまいります。
また、適度な競争を伴う環境の中で、お互いに切磋琢磨して成長できるような中学校の実現に向けて、教育長としっかり協力をし、中学校再編を推進してまいります。
さらに現在、中学校進学時に子供たちが田川地区外に進学している現状等を踏まえ、大学進学を希望する子供たちにおいても、田川の地でしっかりと人材育成を行うことができるよう、本地区の公立中高一貫教育校の設置について、地区内の各町村と連携をし、また福岡県にも協力をお願いをしながら、田川地区中等教育環境整備検討委員会の中で引き続き検討してまいります。
そして、4本目の柱「子育て支援」についてであります。
現在、子供の貧困対策については、国は平成26年8月に子供の貧困対策に関する大綱を閣議決定し、また福岡県は、子どもの貧困対策推進計画を策定中であるなど、全国的に極めて重要視されています。平成26年度の福岡県民経済・市町村民経済計算報告書によりますと、平成24年度時点における本市の一人当たり平均所得は221万2千円と、県内平均の279万5千円と比較すると、58万3千円もの隔たりがあり、市民の子育てに対する経済的不安は非常に大きいものと考えております。
そこで、子育て家庭の経済的負担を軽減するため、育児用品等の購入費用の一部を助成する子育てクーポン券の支給を新たに実施いたします。
また、中学校給食につきましては、保護者の皆様にかかる負担の軽減はもとより、成長期である全ての中学生に栄養バランスのよい食事を提供し、健やかな成長を支えられるよう、一日も早い実現を目指して全力で取り組んでまいります。
これら4本の柱の政策につきましては、12月定例議会で可決していただきました第5次
総合計画後期基本計画に反映をさせ、効果的・積極的に進めることといたしております。
また、その執行体制につきましては、本年4月に組織・機構を見直すこととし、今定例会に
事務分掌条例の一部改正について提案させていただいているところであります。
このほか、広域行政においては、昨年10月に開催された福岡県立大学・田川地域包括連携協議会において、田川市郡8市町村長が集結をし、田川地域で定住自立圏の形成を目指すことの決定がなされたため、現在、その事務を進めているところであります。この定住自立圏を中心として、さまざまな分野で積極的に広域行政を進め、田川地域の一体的な振興・発展を図るため、各町村との連携を強化してまいります。
続きまして、市立病院についてであります。
皆様御存じのように、市立病院は平成20・21年度に経営破綻を来しましたが、平成22年度に招聘をした
病院事業管理者のもと2年目に不良債務の解消、5年目の平成26年度には、平成8年度以来18年ぶりに経常収支の黒字化を果たしております。
また、診療面でも懸命な医師確保の努力の結果、常勤医40名、非常勤医57名の招聘によりまして、各診療科の医療提供がほぼ可能となっており、市立病院は念願であった再生をほぼ果たすことができたと考えております。
これからの取り組みといたしましては、さらなる市立病院の医療の向上、田川地域の医療の改善、国の医療提供体制改革への対応を行ってまいります。
まず、市立病院の医療のさらなる向上に関しましては、再生を確かなものにするための取り組み、並びに医療の質の向上に努めます。病院の再生をより確かなものにするためには、急性期医療を一層充実させていかなければなりません。そのため、救急科、総合診療科を新設する予定としております。また、病院の基盤や環境を整備するため、産科・小児科の個室化、外来化学療法室の新設、食堂棟の再開、庭園の整備等を行ってまいります。
医療の質の向上につきましては、既に取り組まれている診療の質、患者サービスの質、経営の質の向上を引き続き図ってまいります。
次に、田川地域の医療の改善であります。これは田川地域における医療の完結化と医療環境の向上が不可欠であります。田川地域における医療の完結化では、田川地域医療機関ネットワーク化協議会の活動をさらに活発化し、田川郡の町村と連携した上で、定住自立圏構想における医療機関のICT化を目指してまいります。田川地域の医療の向上では、生活習慣病の改善、特定健診やがん検診、早期治療などに積極的に支援を行ってまいります。
最後は、国の医療提供体制改革に対応するため、急性期医療としての立場から、地域包括ケアシステムの構築を支援してまいります。そのために、本年の4月から地域包括ケア病棟を新設する予定としており、1月から6階東病棟を再開し、準備体制を整えているところであります。
また、在宅医療を推進し、医療と介護の連携を支援してまいります。
以上のような取り組みを行い、今後も田川地域の地域中核病院としての役割をしっかりと果たす努力をしてまいります。
以上、平成28年度の市政の取り組みについて述べさせていただきました。
市長としての2年目も、すべての市民が誇れるまち田川を目指し、引き続き全身全霊を注いでまいります。議員の皆様方におかれましては、本市の振興・発展のため、変わらぬ格段の御支援と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
なお、平成28年度当初予算の概要につきましては、副市長が説明をいたします。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
それでは私から、平成28年度当初予算の概要を御説明申し上げます。
まず、予算編成の指針となります国の動向及び地方財政対策の概要について御説明申し上げます。
政府の経済財政運営の根幹である経済財政運営と改革の基本方針2015に盛り込まれた経済・財政再生計画におきましては、経済再生と財政健全化をともに達成しつつ、中長期的に持続する成長メカニズムの構築を目指すこととしております。
経済再生につきましては、消費や投資の拡大に結びつく経済の好循環の拡大、イノベーション等を通じた生産性の向上や供給面の取り組みによる潜在的な供給力の強化、人口減少と地域経済の縮小の悪循環の連鎖に歯どめをかけるまち・ひと・しごとの創生を目指すこととしております。
また、財政健全化に関しましては、平成32年度の財政健全化目標を堅持し、計画期間の当初3年間である平成28年度から30年度までを集中改革期間と位置づけ、集中改革期間における改革努力の目安として、平成30年度のプライマリーバランス赤字を対GDP比マイナス1%程度に抑えることが定められております。
一方、地方財政対策に関しましては、平成28年度におきましても、地方交付税の交付団体を初め地方の安定的な財政運営に必要となる地方の一般財源総額について、前年度の地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保することを基本として地方財政対策を講じることとされております。
歳入では、地方税収や地方交付税の原資となる国税収入が一定程度増加することが見込まれております。また歳出では、地方における現下の喫緊の重点課題に対応するため、地方財政計画の一般行政経費に、重点課題対応分として2,500億円が計上されております。そのほか、地方公共団体が自主性・主体性を最大限発揮して、地方創生に取り組み、地域の実情に応じたきめ細かな施策を可能にする観点から、平成27年度に創設されたまち・ひと・しごと創生事業費について、前年度同額の1兆円が計上されております。
これらにより、平成28年度の地方財政計画は総額で85兆8千億円、前年度と比較して5千億円の増となっており、このうち一般財源の総額は61兆7千億円、前年度比1千億円の増加となっております。
一方、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税の総額は20兆5千億円となり、前年度比8千億円の減となっています。
続きまして、本市の財政状況につきまして御説明申し上げます。
平成26年度の普通会計決算におきましては、平成25年度に引き続いて財政調整基金及び減債基金の取り崩しをせずに、実質収支が6億7千万円の黒字となっております。その要因といたしましては、月美台などの土地の売り払い収入や過疎対策事業債のソフト事業分に係る収入が増加したこと、新増築家屋の増加による固定資産税の増収などが挙げられるところであります。
しかしながら、この内容を見ますと、歳入総額に占める市税など自主財源の比率は30.1%と3割程度であり、県内の他市と比較しても低い水準にあります。また、経常収支比率は96.1%と2年続けて上昇するなど、本市の財政状況は決して楽観できるものではありません。今後も田川の将来を見据えながら、積極的に政策を推し進めていくためにも、より一層計画的な財政運営に努めてまいることとしております。
それでは、本市の平成28年度当初予算の概要につきまして御説明申し上げます。
今回の当初予算につきましては、田川再生のための4本の柱である「美しい街づくり」、「新産業の創出」、「教育改革」、「子育て支援」の実現に向けた事業の実施に必要な予算を計上いたしております。
一般会計の総額は279億3,319万2千円となり、市長選後の肉づけ予算となった前年度6月補正後予算と比較しますと4億8,945万2千円、1.7%の減となっております。また、歳出から財源調整前の歳入を差し引いた財源不足額は8億1,285万2千円となり、前年度6月補正後予算時より9,454万6千円減少いたしております。
それでは、一般会計の歳出から、4本の柱に関する事業を中心とした主な事業につきまして御説明申し上げます。
2款総務費では、「美しい街づくり」に関する事業の一つとして、幼児から高齢者まで各世代によるボランティアを推進するため、ボランティアセンターの設立に向けた準備室の設置を行うとともに、清掃活動を行うボランティア団体に対し、資機材購入経費の助成を新たに行うことといたしております。また、田川市のイメージアップを図るため、市内の交差点1カ所に花壇を整備することといたしております。そのほか市の祭りなど広くPRするため、インターネットを通じた生中継の動画配信を新たに行うこととしております。
3款民生費では、子育て支援に関しまして、子育てクーポン券の支給を新たに始めることといたしております。これは子育て家庭の経済的負担軽減のため、ゼロ歳児及び1歳児のお子様をお持ちの保護者の方に対しまして、お子様一人当たり月2千円の育児用品が購入できるクーポン券を支給することといたしております。
また、既存の出産祝金につきましても、支給金額の見直しは行いつつ、継続して支給することといたしております。
続いて、教育改革に関しましては、貧困が世代を超えて連鎖することを防ぐため、生活保護及び生活困窮世帯に対しまして、学習機会の提供を行うための所要経費を計上いたしております。
このほか、平成26年4月の消費税率引き上げによる低所得者への影響緩和を図るための簡素な給付措置と、賃金引き上げの恩恵が及びにくい低年金受給者のうち、65歳未満の障害・遺族基礎年金受給者への支援を目的とした臨時福祉給付金に関する経費を計上いたしております。
また、長寿祝いに関しまして、これまで88歳、99歳、100歳以上の方に田川商業振興券を交付してまいりましたが、平成28年度以降は、これにかえまして、記念の盾を授与することといたしております。
4款衛生費では、福岡県が平成22年度から実施しております大学からの医師派遣を行う地域医療再生基金による寄附講座設置事業が平成27年度末をもって終了し、新たな財源である地域医療介護総合確保基金を活用して事業を継続実施することとなったため、本事業の実施について、負担金を支出することといたしております。これにより、九州大学及び福岡大学の医学部から田川市立病院に医師が派遣され、地域の安定的な医療提供体制の構築及び医師の確保が図られるものであります。
5款労働費では、田川市合同企業説明会の開催や田川市、福智町、ハローワークの3者共同で就活列車と称しまして、平成筑豊鉄道を活用し、高校生を対象に沿線企業の紹介などを行うことといたしております。
6款農林業費では、本市で生産される農産物について、6次産業化やブランド商品の開発などを行う補助金のほか、畜産物のブランド化を推進するため、安全・安心な飼育管理などの一定要件を満たした生産農家へ助成を行うための所要経費を計上いたしております。
7款商工費では、新産業の創出に関しまして、創業スクールの開催や創業支援窓口の設置など、創業支援体制を確立し、新規創業者を支援するため、創業支援事業者である田川商工会議所へ補助金を交付することといたしております。
また、地域活動に関心のある都市部住民を受け入れ、商店街などと協力してにぎわいの創出に向けた活動を行うため、地域おこし協力隊2名を受け入れるための所要経費を計上いたしております。
このほか新産業の創出について今後行う事業の財源とするため、新たに産業振興基金を設置し、ふるさと寄附金のうち寄附者が用途を指定していない額を積み立てることや、企業誘致アドバイザーとして新たに参与1名を迎えるための経費を計上いたしております。
8款土木費では、「美しい街づくり」に関しまして、成道寺公園及び丸山公園の整備を行うに当たり、基本計画の策定を外部に委託するための経費を計上いたしております。
次に、従来より本市の定住人口の増加を図るため、市有地などを購入し、住宅建設を行う際に助成金を交付しておりますが、平成28年度からは一定の基準を満たした民間宅地を購入し、住宅を建設する場合にも新たに助成金を交付することといたしております。
このほか山本作兵衛コレクションを長期的に保存・管理していくための石炭・歴史博物館の改修や、駅を中心とした市街地の活性化を図り、市の玄関口としてのシンボル的な役割を果たすようにするため、田川伊田駅の改修の設計に関する経費を計上いたしております。
9款消防費では、消防団第10分団の消防格納庫の建てかえ経費のほか、県が行う防災・行政情報通信ネットワークの再整備に伴う負担金や、自主防災組織の資機材購入及び研修活動に対する補助金などを計上いたしております。
10款教育費では、教育改革に関しまして、小・中学校において国の全国学力・学習状況調査と同様の分析を行い、田川市全体や各小・中学校の課題と方向性を分析し、学力向上に向けての授業改善と検証を行うことといたしております。
また、児童・生徒への個別の具体的学習支援を行うほか、県の重要な教育課題を解決するための研究なども行うことといたしております。
次に、平成27年12月に締結された青山学院大学との包括連携協定に基づく英語教育の充実を目指すため、学生ボランティアによる学習支援及び英語教員の英語力向上を目的とした研修などを行うための所要経費を計上いたしております。
このほか、校区の再編に向けた学識経験者や地域関係者等で構成する審議会の設置や、土曜日に市内中学生徒の希望者に対する数学・英語の授業の実施、スクールソーシャルワーカーの増員に関する経費、オリンピック・パラリンピックキャンプ地の誘致活動に関する経費などを計上いたしております。
債務負担行為につきましては、新産業の創出に関連したU・Iターン者の移住・定住を奨励するためのふるさと就職奨励金や、市内の事業者に非正規雇用から正規雇用への転換を促すための正規雇用転換奨励金など計5件を計上いたしております。
以上、歳出予算の概要を申し述べましたが、これらに対応する歳入財源につきまして御説明申し上げます。
まず、市税につきましては、設備投資の増や法人税割の税率引き下げなどの要因によりまして、法人市民税が前年度の当初予算比で約1億2千万円減の3億円程度になるものと想定しております。
一方固定資産税につきましては、新増築家屋及び設備投資の増によりまして、前年度の当初予算比で約5千万円増の22億9千万円程度を見込んでおります。
なお、市税全体では前年度当初予算と比べ1,736万2千円減の49億4,611万6千円を計上いたしております。
続きまして、地方交付税のうち普通交付税に関しましては、前年度が景気回復による法人市民税法人税割の増加を想定し、結果として基準財政収入額を過大に見込んでいたことから、前年度当初予算と比べ7千万円増の64億2千万円を見込んでおります。
なお、特別交付税につきましては、平成27年度当初予算とほぼ同額の8億285万2千円を計上いたしております。
また、臨時財政対策債につきましては、6億3千万円と前年度当初予算に比べ2千万円の増額計上となっております。
ふるさと寄附金につきましては、1億円を計上しており、前年度当初予算比で9,700万円の増となっております。今後も魅力的なお礼品の発掘など、ふるさと寄附金のさらなる増収を図ってまいります。
そのほかの歳入につきましては、歳出事業費に伴う国県支出金や、地方債などの特定財源などの計上を行っております。
収支全体といたしましては8億1,285万2千円の歳入不足となったことから、基金の取り崩しなどによって収支の均衡を図っております。
次に、特別会計の概要を御説明申し上げます。
まず、国民健康保険特別会計につきましては73億4,889万2千円を計上いたしております。平成27年度と比較しますと1億7,403万円、2.4%の増となっております。増額の主な要因といたしましては、歳出におきまして、医療費の増などに伴い、被保険者に対する保険給付費も増加することなどによるものであります。
また、歳入におきましては、国民健康保険税率の改定により、保険税収入が増加する見込みであります。
そのほか、国民健康保険税をコンビニエンスストアで納付できるよう、平成29年度から平成31年度までの収納業務を外部に委託するための債務負担行為を計上いたしております。
続きまして、後期高齢者医療特別会計につきましては6億8,713万3千円を計上いたしております。前年度と比較すると4,757万8千円、6.5%の減となっております。
主な減額の要因といたしましては、歳入の後期高齢者医療保険料の減と、これに伴う歳出の広域連合納付金の減であります。
急患医療特別会計につきましては1億6,677万9千円を計上いたしております。前年度と比較しまして4,876万9千円、41.3%の増となっております。これは、前年度まで一般会計で計上しておりました病院群輪番制・在宅当番制事業に関する経費を、急患会計に移管することとしたこと、また施設の空調改修や照明のLED化工事に関する経費を計上していることが主な要因であります。
また、平成29年度から30年度までの
田川地区急患センターの窓口や会計業務などを外部に委託するための債務負担行為を計上いたしております。
住宅新築資金等貸付特別会計につきましては3,859万9千円を計上いたしております。前年度との比較で280万円、6.8%の減となっております。これは地方債の償還が進み、公債費が減少していることが主な要因であります。
田川市等三線
沿線地域交通体系整備事業基金特別会計につきましては1億6,816万9千円を計上いたしております。前年度と比較しますと846万7千円、5.3%の増となっております。これは平成筑豊鉄道経営安定化補助金が増となることが主な要因であります。
なお、平成筑豊鉄道への経営支援に関しましては、平成23年度から平成32年度までの10年間で総額15億円を沿線自治体が負担して補助金を交付することといたしておりますが、運行主体と資産の保有主体を分離する、いわゆる上下分離方式の実施について検討すべきとの声も上がっていることから、今後も平成筑豊鉄道に対しましてどのような経営支援ができるのか、沿線自治体と足並みをそろえ、検討を重ねてまいります。
水道事業会計につきましては、収益的収支において、収入で11億8,005万4千円、支出で10億5,600万1千円、資本的収支では、収入で2億898万3千円、支出で5億6,220万円をそれぞれ計上いたしております。
本年度の主要事項といたしましては、行政改革の実施計画に掲げております、施設の経年劣化に対する更新改良などを内容とし、さらなる事務事業の効率性、継続性を求め、経営の健全化を図ってまいります。
最後に、病院事業会計について御説明申し上げます。
収益的収入及び支出でありますが、病院事業収益を62億9,766万8千円、対する病院事業費用では60億9,044万4千円を、資本的収支では、収入で6億1,805万5千円、費用では8億5,811万円をそれぞれ計上いたしております。
収入及び支出につきましては6階東病棟に新設予定の地域包括ケア病棟に関する入院収益と各種費用の増加を見込んでおります。
また、一般会計繰入金につきましては、平成27年度と比較して7,595万2千円の減としております。
平成28年度の繰入金は平成26年度決算をベースに原価計算を行い、繰出基準に基づいて積み上げ方式により算定を行っており、平成26年度の決算において収支が改善したことに伴い、不採算の診療科に係る繰入金が大きく減少したことによるものであります。
この結果、公営企業である病院事業の経営状況を判断する指標とされる経常収支では1,029万3千円の経常黒字を見込んでいるほか、収益的収支の差し引きでは1億9,100万1千円の黒字を見込んで、予算の編成を行っております。
以上が、当初予算の概要であります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願いを申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
次に、平成28年度教育施策方針について説明を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり) 教育長。
○教育長(吉栁 啓二 君)
では、平成28年度の教育方針と重点施策について説明いたします。
1ページに書いていますように、ふるさと田川のよさは、地域の持つ教育力、文化的遺産、美しい自然などたくさんあります。その中でも一番のよさは、子育てや地域まちづくりに熱い思いを持つ人々や、人情味豊かな人々がたくさんいることです。私はこのような人々のことを心の黒ダイヤと呼んでいます。ふるさと田川には、炭鉱はなくなりましたが、心の黒ダイヤは地域に無限に埋蔵されています。その心の黒ダイヤと力を合わせて教育と文化のまち田川を実現していきたいと思っております。
現在、全国的に経済格差、子供の貧困、貧困の連鎖等、大きな社会問題があります。田川市においても厳しい教育環境の子供が増加し、学力の二極化、不登校の増加など、教育上の大きな課題が出てきております。しかし、公教育は経済格差を教育格差としてはなりません。全ての子供に最適の教育と進路の保障をするために、学校教育のさらなる充実、豊かに学べる教育環境の充実、強い絆で結ばれた地域共同体づくり、地域の子供を地域で育てる体制づくりを学校、家庭、地域、行政が一体となって進めていかなければなりません。
そこで、教育の基本目標を2ページに書いています4点といたしました。
次に、学校教育の施策方針を説明いたします。
田川市教育委員会は、学力の向上を目指して2ページの下段に書いていますように、学力向上プロジェクト報告会、少人数指導のための教員配置、土曜数英まなび塾などに取り組んでまいりました。学校、家庭、地域のつながりの強化とか、小学校、中学校の連携強化などの成果も見られますが、全国学力・学習状況調査の結果は小・中学校ともに全国平均と依然として差があります。平成27年度の結果から次のような課題が明らかになりました。
学力面、全国に比べると学力高位層の割合が少なく、低位層の割合が多い。無答率が高い。生活面、勉強時間、挑戦意欲、読書時間などを中心に生活実態も二極化している。朝食を毎日食べていない子供の割合が小・中学校ともに多くなっている。テレビ、ゲーム、携帯電話などに費やす時間が全国に比べて多い。
平成27年3月に出された「田川市の子ども達の学力向上に関する有識者会議」の報告書によると、田川市の小・中学生における学力低下の要因は、次のようにまとめられています。
子供の生活環境(養育環境・生活基盤等における格差)、具体的には家庭学習の不足、規範意識の欠如などとされています。その課題解決のために、3ページにあるような提起がなされました。
具体的には、どのような社会人を育てていくのかを田川市としてビジョンを持つ必要があること。学力向上の一番のベースである対人人間関係力を学校、家庭、地域で育てていかなければならないこと。公民館など地域の中での勉強や体験の場を少しずつ広げていくイメージを持つべきであること。子供の興味や関心を引きつけられるような授業力、特別に支援が必要な子供に対応する力、望ましい人間関係づくりを進めていく力など、教員の多面的な能力を拡大していく必要がある。学力のベースとなる郷土愛や自己愛を育てる必要性がある。教育委員会が主導して、田川市の学校が全校で共通で取り組むという方針を出し、徹底して実施する必要がある。
そこで来年度は、次のような新たな取り組みを進めていきたいと考えております。
①ゼロ歳から18歳までの子供の育成及び自立支援体制づくりを柱とする田川市教育振興基本計画(案)の作成に、地元の研究者や福祉行政担当者とともに取り組む。
2番目、田川市学力向上アドバイザーに就任してもらう陰山英男氏の陰山メソッドを市内全小・中学校に導入し、集中力、学習意欲、基礎学力の向上に取り組む。
3番目、スクールソーシャルワーカーを増員し、不登校及び問題行動の解消に取り組む。
4番目、福祉行政と教育委員会が連携し、土曜数英まなび塾を拡大発展させる。
5番目、市内全中学校生徒会代表が一堂に会し、意見交換や討議を行う田川市中学校生徒会サミットを定期的に開催する。
6番目、青山学院大学の知的・人的資源を田川市学校教育の内容充実に取り入れる。また、全ての子供がすばらしい教育を受けることのできる社会を目指している認定NPO法人Teach For Japanから教育への情熱と青年海外協力隊等の豊かな国際経験を持つ人材を小学校現場に2名投入する。
28年度の目指す学校教育像は4ページの下段の三つです。
次に、28年度の学校教育の重点施策を説明します。
学校教育の重点施策は、5ページの上段に書いている三つです。
基礎・基本をもとにした確かな学力を育成します。
読み書き、計算の徹底繰り返し指導と、早寝・早起き・朝御飯の生活習慣の確立に取り組み、短期間で学力向上に劇的な効果を上げている陰山英男氏に田川市学力向上アドバイザーになってもらいました。田川市の学校の子供、教職員、保護者への指導・支援をしてもらいます。この陰山メソッドを導入し、学習意欲、集中力、基礎学力の向上を重点に取り組みます。そして、平成29年度4月の全国学力・学習状況調査で取り組みの成果と課題を検証します。
学力低位層、学力高位層の子供たちの両方が生き生き学習できる集団学習、習熟度別学習、補充学習の実践を進めます。
教員の授業力のさらなる向上を目指します。そのために、教育委員会が指導して、頑張ればできる、結果が出るという学力向上策を提起し、手応えを共有化し、学力向上への教職員の意欲を高めます。
自分なりの人生設計を描き、具体的目標を持って学習に取り組めるように、高校、関係機関、企業等と連携して田川市キャリア教育計画案を作成し、実践していきます。
急速な情報化やグローバル化が進む中、社会の変化に対応できる情報活用能力をつけるため、ICTを活用した教育を推進します。
家庭での学習習慣の育成に教育委員会、学校、家庭で取り組みます。
基本的生活習慣の確立、健康の増進、体力・運動能力を育成します。
豊かな人間性を育むための人権教育・道徳教育、環境教育を推進します。
いじめを許さない学校文化を構築するため、田川市
いじめ問題対策連絡協議会等条例を制定いたします。
次に7ページをごらんください。
安全・安心かつ気持ちよく学べる教育環境の整備充実を図ります。
子供たちが快適な環境かつ豊かな人間関係の中から切磋琢磨することを通じて、確かな学力や社会性・協調性・たくましさ等を身につけ、充実したよりよい学校生活が送れるように、地域とともに中学校の再編に取り組みます。
スクールソーシャルワーカーを増員し、スクールカウンセラーや担任等とチームを組み、家庭、地域、関係機関との連携を強化しながら、就学前の子供にまで教育支援を拡大して、不登校・問題行動の解消に取り組みます。
福祉行政と教育委員会が連携して、土曜数英まなび塾を隔週の土曜日から毎週の土曜日に拡大し、基礎学力向上だけではなく、一人一人の進路実現への意欲を高めるために、学習内容を工夫します。また、取り組みの成果と課題をデータ化していきたいと思います。
子供一人一人の発達上の課題に応じた特別支援教育を専門機関と連携して推進します。
学校施設を維持管理し、児童・生徒が安心して学べる環境の整備及び充実を図ります。
中学校給食の早期実現を目指します。
田川地区市町村が一体となって福岡県教育委員会等関係機関と協議を行いながら、田川地区のよりよい中等教育環境の整備について検討します。
勉強や体験を行う子供の地域での居場所づくりを支援します。
ICT機器を効果的に活用し、指導方法の工夫・改善を図りながら、子供たちの学力向上をさせるため、ICT教育環境を計画的に整備いたします。
次に、田川ならではの教育、特色ある教育や魅力ある学校づくりの説明をいたします。8ページをごらんください。
次の2点での視点で、大学の研究者とともに田川市教育振興基本計画案を作成します。
1点目、田川市として、義務教育段階だけでなく、就学前、後期中等・高等教育を含め、どのようなシステムでどのような社会人を育てていくのか。
ゼロ歳から18歳までの子供の見守り・自立の継続的な支援を行うため、教育行政、福祉行政の一体的なシステムをどのように構築するのか。
乳幼児期、就学前時期の子供や家庭への支援内容が、その後の義務教育へ受け継がれていないこと。子育て支援課、保護課等の福祉行政と教育行政の取り組みが不十分にしかつながっていないこと等の問題を解決できる計画を作成したいと考えております。
子供たちが学校で学んだことを生かして、よりよい地域社会づくりに貢献する活動を支援します。
地域のよさや特色を取り入れた教育活動を推進します。
保・幼・小の連携強化を図り、基本的生活習慣の確立と小1プロブレムの解消に努めます。
施設一体型の小中一貫校である猪位金学園は、モデル校として幾つかの先進的な取り組みを進めています。教科担任制、乗り入れ授業、校長一人制、6-3制とは異なる学年区分と9年間のカリキュラム等の導入により、学力向上や生徒指導において成果を上げつつあります。今後モデル校としての猪位金学園の成果を他の小・中学校に広げていかなければなりません。施設一体型ではなくても、小中一貫教育を目指し、小・中の課題、目標の共有化を進め、学力向上や中1ギャップの解消に努めたいと思います。
地域に根差した大学、福岡県立大学との連携を引き続き強化します。また、新たに青山学院大学との連携協定が結ばれました。英語教育等、青山学院のすぐれた研究成果を今後田川市の学校教育に取り入れ、グローバル社会のさまざまな分野で活躍できる人材を育成していきたいと思います。
田川市中学校サミットを定期的に開催し、交流活動、ボランティア活動、自主規律づくり等を通して、互いのつながり及び自主性・自治力を強化したいと思います。
9ページをごらんください。
社会教育の施策方針の説明をいたします。
目標理念は、市民の豊かな心と創造力を育む、地域の歴史・文化を守り育てるの二つです。
28年度の社会教育における重点施策として、10ページにありますように、七つの柱を設定し、取り組むことといたしました。主な内容のみを説明いたします。
柱1、いつでもどこでも学べる生涯学習環境をつくります。校区活性化協議会では、地域住民の共同体意識と自治意識を高め、連帯感あふれるコミュニティづくりが行われています。それぞれに自主防災組織を設置したり、小・中学生が学校での学習の成果を地域行事等で発表したり、中学生の学習支援を行ったりと、特徴的な取り組みが見られます。これらの取り組みを各校区で共有でき、さらに自主的な地域活動が推進されるように支援を進めてまいります。
次に、市民のニーズに応じた学習機会の充実を図ります。市民会館は市民ニーズに応じた学習機会を提供するため、公民館講座や人材バンク講座を開催するとともに、子供の学習習慣の定着や、学習意欲の喚起を図るため、関係機関・団体と連携して放課後等における学習活動の支援に努めます。
図書館の整備充実を図ります。指定管理者制度の導入により、民間活力の活用による図書館機能のさらなる充実整備を行います。
柱の2、社会全体で子供たちを守り、健やかさを育む環境をつくります。そのために、地域と連動した青少年健全育成体制づくりと、家庭教育の充実に努めます。
3番目、生涯にわたり楽しめるスポーツ活動を充実します。そのために社会体育施設を整備・充実し、市民のニーズに応じたスポーツ活動に努めます。また、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う国際交流及びスポーツの活性化に努めます。事前キャンプ地誘致とあわせて、トップアスリートとの交流及び各種スポーツ大会を開催し、スポーツに親しむことのできる環境の整備に努めます。
柱4、自分の人権を守り、他者の人権を尊重する地域社会をつくります。21世紀は人権の世紀と言われながら、国内においては同和問題を初めとするさまざまな人権侵害が発生しています。これらの人権課題を早急に解決するため、学校や家庭、地域等さまざまな場を通じ、関係機関や団体等と連携を図りながら、人権・同和問題に関する教育や啓発の推進を図ります。
柱5、豊かな心を育む芸術文化活動を支援します。そのために、市民文化活動の充実を促進します。市民が心豊かな質の高い生活を送るためには、すぐれた芸術文化に触れる機会や文化活動に参加できる機会が必要です。そのために市民へ芸術文化を鑑賞する機会や、みずからの文化活動を発表する場の提供を図ります。
美術館の整備充実を図り、多種多様な企画展を開催します。さらに指定管理者制度が導入される美術館を民間の企画力、営業力を活用して、さらに整備充実し、市民に親しまれる交流の場や文化振興の拠点とします。
幅広い地域交流を進めます。そのために文化、歴史等地域性を生かした交流企画を推進し、地域や世代を超えた交流機会の拡大を図ります。
国際交流団体等と連携を図り、市民の国際協力・交流への関心、理解を深め、国際交流を推進します。
歴史を受け継ぐ文化遺産を保護・活用します。そのために石炭・歴史博物館の収蔵庫や展示室の改修を行い、山本作兵衛コレクションの適切な管理に取り組みます。
最後に、先日、教育施策を来年度進める上で、とても元気の出る出来事が二つありましたので紹介いたします。
1点目は、冒頭に述べましたけど、私はふるさと田川の一番の展望は、子育てや地域、まちづくりに熱い思いを持って行動力抜群の人がたくさんいることだと思っております。先日も教育長室に国内、国外で尺八の演奏で活躍されている60代の方が来られて、各学校を訪問してぜひ日本の伝統の楽器である尺八の演奏を聞かせてあげたいと。また、できれば竹から竹笛をつくる、そういう体験もさせたいと、もちろんボランティアでやりますよという、とてもありがたい申し出がありました。
また、もう一人、田川文化連盟の行事の際に、田川の小・中学校の出身で、演奏で、また指揮者として国際的に活躍されている30代前半の青年の音楽家と知り合ったんですが、いろいろな行事で音楽行事で、田川市の子供の参加がとても少ないことを言われたんで、何とか田川市の子供の音楽教育にかかわってもらえませんかということを私が頼みましたら、即座に、いや、待ってましたと、いつ教育委員会から声がかかるかと思ってましたと。以前から学校を回って子供たちにクラッシックの音楽のすばらしさを、生の音楽をぜひ聞かせたいと思っていたと、私の海外での活動体験を伝えて、田川の子供に将来広い世界で活躍する夢や勇気を持たせたいと本当に思っていましたということを、二つ返事で田川市芸術教育アドバイザーになることを承諾していただきました。
幼いころに炭鉱文化で育った50代、60代の方だけではなくて、若い心の黒ダイヤが育ち始めて輝いていることをとても力強く感じました。これからもふるさと田川のこういった心の黒ダイヤをたくさん掘り出して、互いに磨き合って、本当に確かな学力と豊かな人間性とたくましい体を持った子供たちを育てていくことを頑張りたいと思っています。議員の皆様方の御協力をぜひお願いしたいと思います。
以上で施策方針の説明を終わります。
○議長(梅林 史 君)
ただいま市長、副市長、教育長から提案理由の説明がございました。
この件の質問は休憩後にしたいと思います。ただいまから暫時休憩をいたします。再開を1時15分といたします。
(休憩12時23分)
(再開13時15分)
○議長(梅林 史 君)
日程20議案第8号から先ほど一括提案をされましたそれぞれの議案について質疑の通告はありません。
これより質疑を認めます。質疑はありますか。
(「議長」と呼ぶ声あり) 北山議員。
○議員(北山 隆之 君)
まず、緑政会を代表してということにはなりませんが、3点についてお尋ねをいたします。
まず、二場市長さんのほうに、この所信表明もですね、あるいは予算書も膨大な予算書関係のことも、恐らく昨年の12月の定例会がもう終わる寸前といいましょうか、その前からヒアリングをされていたということも聞いておりますし、相当の数字的には出せないようなエネルギーを使っていると、ということで市長を初め、皆さんに労を多としたところに対しては、非常に敬意を表したいと思っております。
そこで、せっかくこのようなすばらしい市政報告を受けながら、きょう、議長初め市議会議員殿ということで、市長から2項目について議案の訂正及び撤回ということで来て、一応これは過日うちの代表、藤沢会長のほうから、ひょっとするとこういったことになるかもわからないということで、全権委任をしてくれと、こういうことでございました。一応、全権委任をしているんですが、ちょっと一言だけですね、せっかく御苦労されてしたものを、今回初めて市長に就任されて、初めて執行権をフルに活用、執行権を使うということに対して、この2項目が出てきた以上、非常に市長としての執行権を放棄するに等しいような行為ではないかなと私は感じます。
そこで、先般、議会報告会がありまして、議長初め、各常任委員会の委員長さんが説明をする中で質問がございました。大まかには二つですね。一つは、国民健康保険が一挙に3割上がることは大変だというようなことと、厚生委員会でも報告があっておりますが、お祝い金ですね、敬老のお祝い金の関係も、平成27年度はおおむね650万円程度、ところが今回は盾にして金額は180万円しかならないと、こういうようなこともございまして、まず市長のほうには、執行権を放棄するに等しいということで、ちょっと過激なことを言いましたけども、そのあたりの考え方をひとつお願いしたい。大体大まかには聞いております。
もう1点はですね、予算編成の中で副市長は、余りここで出てこない表現なんですが、7ページですね、プライマリーバランスと、これはよく民主党政権のときには使いました、これは。やはり国の借金をふやさないようにしていこうということで、現在、国のほうが1千兆円以上ありますよね、地方と国を合わせて。それをバランスをとっていこうと、入りと出を抑えてやっていこうという考え方だと思うんですが、これはどういう意味で今回の予算編成で副市長あるいは市長が考えてこういったものの表現を使ったのか、その点の意図をお願いしたい。
それから最後に3点目ですが、教育長さんのほうにお尋ねをいたします。
先ほどいろいろと力強く重点施策を言っておられましたけど、はっきり言って、田川市の子供たちの教育をどのようにやっていくんだというのがぴんとこないんですよ。私が、もう簡潔に言います、田川市の教育については、義務教育、小・中学校ですが、初等教育を目指していくのか、あるいは中等教育を主眼に置いていくのかというところを、簡単で結構ですから、そのあたりをちょっと補足をしていただきたいと思います。
以上、3点でございます。お願いいたします。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
今回の議案取り下げの件であります。先ほど本議会始まる前に代表者会議の中で述べさせていただきました。同じことになるかと思いますが、もう一度ここで述べさせていただきたいと思います。
今回、高齢者施策ということで、今言われました二つの政策をやるんだということで発表させていただきました。これによって非常にやはり負担を市民の皆さんにおかけするといったようなことを私も重々わかった上で、政策決断をしたところであります。
このような中で今回、市職員の給与改定ということ、それに伴い議員の期末手当の増額といったような議案二つに分かれて今回条例改正がなされました。当然、特別職の期末手当の分もこの市職員の分に含まれておりました。このような中で、やはり私も市会議員を8年させていただいておりました。この間、いろいろな市民の皆様方の声を聞かせていただいたわけでありますが、今回、私が打ち出した政策によって、このまま議員の皆さん方の、また特別職の期末手当が上がるような形になるということであれば、やはり市民の皆さん方に対しまして、やはりいろいろな面におきまして、時期がどうかなということを思ったところであります。
そこで、総務文教委員会の中でも、このことでいろいろな指摘も受けたところであります。私といたしましても、今後いろいろな批判をされる中で、私が議員時代もこのようなことを常に念頭に置いてやってきたつもりでありますが、ついつい通常の形の中でこれを提出してしまったということで、私も指摘を受けた後いろいろ考えさせていただきました。そこで、やはり今回は時期をしっかりと見ながら、もう一度、仕切り直して、これを提案しないということではなく、もう少し皆さんの意見を聞く、また市の職員の給与が上がる場合、また下がる場合は人事院勧告ということに沿って田川市はやっていくという方向性も出されております。また議員の報酬におきましては、審査会の中でしっかりと議論していただき、それを参考にやっていくといったような方向性も出されております。
そこで、今回3年間開かれておりませんでした報酬審議会、これを早急に開いていただいて、そこで議員報酬あるいは今回の問題等々を御審議いただき、そしてその方向性と、そして皆さん方にまたお話をさせていただき、いろいろな意見をお聞きしながら、これをもう一度議案として提出をして、そしてこれを変えていくのかといった判断をしていきたいと思っております。
そこで、執行権のことを言われました。執行権を放棄したのかというようなことではありません。私は自分の思う政策はしっかりとさせていただきますが、今回は私は一応本会議に上程前でありましたので、私がもう一度、ここは思い直したというところで撤回をさせていただいたというところであります。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
私からは、先ほど御質問のありましたプライマリーバランス、なぜここに載せたかという御指摘でございます。御存じのようにプライマリーバランスは国の国家予算の中で歳入に占める国債の割合、それと歳出に占める国債の割合、これを全部のけたところでバランスをとっていこうということだと認識しておりますが、今回これを載せてあるのは、当然、国の予算の編成につきましては、当然、地方にも地方交付税として交付税支給されるわけですから、そういった意味で、まずは国の動向がどうなっているかということで、こちらに載せたということでございます。以上でございます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 教育長。
○教育長(吉栁 啓二 君)
どこに重点を置いているのかということでお答えいたします。教育基本法にもありますけど、子供の教育の目標は社会的な自立、社会の最終的に形成者になっていくということで、その点からいうと田川市の場合、学力向上の課題と不登校の課題が一番大きな課題だと私は思っております。そこで、二つの課題とも、初等教育もちろん、中等教育、両方で一貫した取り組みをしないと解決できませんし、場合によっては就学前の取り組みとの継続もないと、学力向上も不登校も解決しませんので、私は初等、中等でいいますと、両方とも大事な段階だと考えております。以上です。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 北山議員。
○議員(北山 隆之 君)
今回、最初に新年度予算、当初予算から組んだ二場市長としては、非常に訂正と撤回というのが非常に重いものだと私は思うんですよ。だから、今後このようなことがないように、ぜひとももう少し事前に風を読んでといっていいのかどうかわかりませんが、そういうような感じで頑張っていただきたいと、こういうところで、私は非常に残念です。
一つ目は、国民健康保険も一応厚生委員会で議論をしました。この国民健康保険自体は、やはり保険料というのは受益者負担なんですね。これが原理原則なんです。それはもう重々わかっているわけです。ただ20年間、その国保に手をかけてなかったことも、これ反面鑑みますと議会の責任もあるんですよ、反面。そこのところを考えても、上げざるを得ないことは重々私は理解をいたしております。しかしながら、やっぱり30%も上がるというのはきついというような、先般もあったんで、そのあたりは今後どのようにするのか、まして平成27年度も恐らく2億7千万円程度赤字、これは一般会計で補填をするということ、このあたりは余り市民の方はわかってないところもあるんではないかと思いますね。その点も一つ挑戦をしていただきたいと思います。
そのあたり、私が言いたいのは、非常に残念だということでございます。今後このようなことがないように、幹部の管理監督者の皆さん方も、そのあたり具申をしていただく、注意は何かって、市長が言えば絶対イエスだと、これは決して注意じゃないんよね。だめだと言って、命をかけて、もうこれは市長、だめだということを言い切るのも、これは注意なんですよ。そういったことで、そのあたりの議論を交わしているとは思いますが、今後ひとつ頑張っていただきたいと思います。
それから、副市長の予算編成の中で、プライマリーバランスというものをここで書いたというのは、そういったことの国の情勢も踏まえて、今後財政運営をやっていきたいということだと認識をいたします。
教育長におかれましては、まことに失礼なことを言ったかもわかりませんが、もう少し目玉になるやつを、ぴしゃっと出していただきたいということと、猪位金だけに何か集中しているような、猪位金の出身の議員さんもいらっしゃいますので、余り要らんこと言うなということで言われておりますが、やはりバランスをとっていただきたいと、これを要望して終わります。ありがとうございました。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 香月議員。
○議員(香月 隆一 君)
先日、2月9日に厚生委員会がありまして、そのときに長寿祝い事業の見直しについて報告がなされました。そのときの説明資料で、予算要求額、今までどおりいったら627万3千円かかると、88歳に1万円、99歳に2万円とか、だけどそれを盾にかえたら187万8千円にぐっと予算が下がると、約440万円削減でき、その440万円で新たな施策を展開できると、そういった説明を受けました。そういった考えもあるかなというふうに私も聞いておりましたが、決算を見ますと、長寿祝い事業、決算で25年度で475万2,499円、475万円なんですね。26年度472万2,570円、472万円、27年度、まだ途中ですから、これ予算ですけど、484万3千円、決算になれば、またこの額も下がってくるものと思いますが、決算を見れば440万円浮くではなく、300万円も浮かない、627万3千円という最初の説明で決算を見たら472万円ですから、もう155万円ぐらい少ないんですね、かかっているお金が。じゃあ、もう300万円も予算が浮かないなら、あえて盾にする必要があるのか、もう多くの市民の皆さんは盾なんか要らないと、お金減ってもいいから、地域振興券続けてくれと、そういった意見も多いです。
この間の議会報告会においても、そういった田川市老人クラブ連合会の会長のほうからそういった話もありました。そこのこの間の説明と決算で150万円以上の違いがありますので、そういったところも含めて、今度の厚生委員会ではしっかり議論していかなきゃいけないというふうに思っておりますが、多くの市民の皆さんが関心のある問題でありますので、提案しましたと、提案した以上はもう一歩も引きません、一歩も変えません、少しも変えませんという、そういう姿勢じゃなくて、やっぱり十分議会で議論をして、必要があれば見直していきましょう、柔軟に対応していきましょうという、そういう姿勢で執行部におかれましては、厚生委員会での議論に臨んでいただきたい、これは要望させていただきます。
一つ質問いたします。消防の負担金の問題です。
6億2,399万7千円、新年度計上されておりますが、これは従来の負担割合で上がってきているものと思います。消防組合の負担金というのは、抜本的な見直しに向けて、平成27年度中に、これはもう検討会で結論を出す、今まで田川市が常備消防の分、国から交付税で来てた、100%出していました。郡部はもう六十数%ですか、それを改善していこう、不公平があるから改善していこう、それに向けて審議をして27年度中に結論を出す、28年度からは新しい負担割合で予算を組んでいきます、これが今まで約束だったと思うんですが、それがなされていない、その点について質問いたします。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
香月議員の消防負担金の件について御説明をいたします。
確かに今年度中にきちっと議論をして、負担割合等をきちっと決めていくと、これは覚書ですか、これにあったと思います。それで今回、昨年、その前から何度も課長会議の中でそういった負担割合につきまして検討を重ねてきております。最終的にまだ結論は出ておりません。予算編成におきましては、今回、消防のほうから今までどおりの負担割合で一応要求をしてくれということで今上げているんですけれども、この件につきましては、今まだ検討がなされている段階で結論が出ておりません。以上でございます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 香月議員。
○議員(香月 隆一 君)
出てないから、そういうふうな従来の方法で提案されているんだと思いますが、消防無線のデジタル化など大規模な改修で予算が必要ということで、この4年間、田川市は100%に5%上乗せをして負担金を支出してきました。大体私は田川市は出す必要はなかったと思ってます。ただ、そのときの約束で、負担割合を抜本的に見直しをやるという、そういう条件つきで5%上乗せをこの4年間やってきたわけです。この見直しについても、平成24年度から、もう4年間協議を進めてきたはずです。田川は一つとか、市町村で連携してやりましょうというんだったら、まずお金の問題をきちっとしてから、不公平のないような負担割合にしてから、そういった話が出てくるんじゃないかなというふうに思いますので、先に5%上乗せだけ田川市に出させておいて、見直しを行わないというのは、私は詐欺に近い行為じゃないかなと思います。これぜひ市長、強いリーダーシップを持って検討会議において是正をしっかりと行うようにやっていただきたい、これは要望させていただきます。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 陸田議員。
○議員(陸田 孝則 君)
教育施策の方針ということで、教育長、熱を込めて先ほど私どもに説明をいただきましたが、いろいろ自分の思いというものが私どもにも伝わってまいりました。だけど、その中で1点だけお尋ねをしたいことがあります。8ページにオの段、学力向上・中1ギャップ解消を目指した小学校・中学校の連携強化を図ると、このようになっております。ここで、またいろいろ今まで議論されてますが、猪位金学園というのが出てきております。この猪位金学園については、学力向上や生徒指導において成果を上げつつある、この後を聞いていただきたいんですけど、他の中学校も小中一貫教育を目指すと、このようにうたっております。ということは、今、再編の検討しておるところでございますが、小中一貫ということで検討を進めていく前提になっておるんでしょうか、そこをお尋ねしたいと思います。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 教育長。
○教育長(吉栁 啓二 君)
ではお答えします。今までも学力向上プロジェクト等いろいろな取り組みをしていく際に、小・中の一貫した教育指導内容とか方法については、ずっと検討をしてきました。やはり小学校で取り組んだことが中学校にもつながっていくようにということで、それでここに書いておりますのは、新しくできる再編後の中学校、またその後の小学校もそういった小・中が同じ目標に向かって、課題解決に向かって進めていくということは当然今までも積み重ねてきましたし、猪位金で成果が出ている部分は取り入れられるところは取り入れていく。例えば中学校の先生が小学校に専科として授業をできるときはしていくとか、いろいろな工夫で小中一貫校でなくても小中一貫校のよさは取り入れることができますので、まずそういったことをできるところから取り入れていって、そして中1ギャップ等、また学力向上の課題等を解決していこうという趣旨で書いております。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 陸田議員。
○議員(陸田 孝則 君)
ちょっと私の質問の仕方が悪かったかもしれませんけども、猪位金学園みたいに小中一貫でやるのか、今度は統廃合に関してですね、2校にするんであれば、そういう小中一貫校として目指していくのか、それとも小学校は小学校、中学校は中学校というように今みたいにやっていくのかというところの、端的な小中一貫校でやるのかやらないのかということのお尋ねなんです。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 教育長。
○教育長(吉栁 啓二 君)
お答えします。今回の再編の形としては、一貫校ではありません。新制、新しくできる中学校と小学校は別々の学校として存在します。しかし、教育内容とか方法については、一貫校のよさを取り入れたものを取り入れていこうと考えております。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 柿田議員。
○議員(柿田 孝子 君)
長寿祝い金についてお尋ねをしたいと思います。
今回提案された振興券から盾にされた理由をちょっとお尋ねをしたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
これは厚生委員会でも申しましたが、昨年、私が7名の100歳以上の高齢者の方々に実際に3万円の商品券を持って配付させていただきました。そのときに内閣総理大臣の立派な大きな賞状、立派な額に入った表彰状と県知事の表彰状もありました。そこで言われたことは、皆さんじゃありません、ただ何名の方から、お金をもらうよりも、商品券をもらうよりも、こういう記念になるもののほうが頑張ってきたかいがあるといったような意見をいただきました。あと88歳、99歳の方は直接会っておりませんが、しかし、いろいろなこともお聞きしたこともあります。私もいろいろ市政報告会等々に入らせていただいて、このあり方については意見をお聞きしてきたところもありますが、その中でも全部とはいいませんが、一部の方々も記念品になるもののほうがいいといったような意見もお聞きしておりました。
私もお金は、お金というか、商品券で渡せば、使ってしまえばもうなくなってしまうといったようなこともあり、せっかく88、99と、また100歳という段階を踏んで、記念品となるものをお渡ししていくことによって、モチベーションというんじゃないけど、88歳でそういう記念品をいただき、また99歳で、次にもう少し大きなものをもらってもらって、100歳になって立派な表彰状をもらうといったような3段階の形のほうが、励みになるんじゃないかなという思いから、今回、このような形をさせていただきたいということになったわけです。
当然、経費的にも、先ほど来ありますように浮きますが、これは子供たちや、あるいは孫等々のために今後の政策に使わせていただきたいということで、私は今後、市政報告会の中では丁寧な説明を行いながら、御理解をしていっていく所存でございます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 柿田議員。
○議員(柿田 孝子 君)
市長の思いは十分わかりました。これまでの商品券よりも盾にして、記念として残したらどうかというのを、7名の方から聞いたり、またその他いろいろなところから聞きましたということで捉えてよろしいですかね。
商品券ですから、振興券を発行しないとなると、今度、商店街に与える影響も私はあるんではないかなと思いますが、この点については、商店街の皆さんと話し合いをされたことがありますでしょうか。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
商店街の皆さんとはお話はしておりません。ただ今回、子育てのためのクーポン券の発行が2,300万円ほどあります、年間ですね、この中でこれを補う形になるかどうかわかりませんが、新しい形の中で、なるべく商店街にも足を運んでいただいて、このお金をそこで使っていただきたい、このように思っております。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 柿田議員。
○議員(柿田 孝子 君)
高齢者の皆さんは、これまで商品券をいただいていた方については、やはり商品券をいただいて、外に出る機会があると、またどういうものを買おうかという楽しみもあるということで、やはり盾よりも商品券のほうがいいのではないかという市民の皆さんの意見もあるということを十分理解していただきたいと思います。この件につきましては、厚生委員会のほうで十分審議をしていただければと思います。
もう1点ですが、中学校給食についてですが、市長は6月の所信のときに、統合の問題と関係なく、これは中学校給食は別として考えていくということでしたが、今の現状としては、進捗状況としてはどのような状況なのかお尋ねをしたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
まさにそのとおり、中学校給食は統合とは関係なく進めるように教育委員会にお願いをしております。教育委員会もその意を酌み、また当然教育委員会が主体となってこれは進めていくべきものだと思っております。そのような中で、今、どの形がいいのかということを、プロジェクトチームの中で話し合いをし、もう少ししたらある程度の形が出るというところまで聞いておりますので、それは所管の委員会等々で報告をしながら、また議会の皆さんにも報告をしてまいりたいと思っておりますが、もう少しで結論が出るというところまで来ているということを御報告させていただきます。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 小林議員。
○議員(小林 義憲 君)
ちょっと市長と教育長にもかかわると思うんですけど、きょう市長の所信表明の中で、4本の矢の中で、新産業の創出、これはやはり田川の、これが一番、一番じゃないでしょうけど、核心でやっぱりやっていかなくちゃいけないことだと思います。その中で教育長の中では、教育の中には、やっぱり県立大学の連携があるんですけど、私がちょっと市長にお伺いしたいのは、今回この中で地元には科学技術高校という農業、工業、そして商業が一体となった高等学校があります。前市長はこれを5年制をやりたいということで、掲げただけで、なかなか進んでおりませんけど、やはり県立大学が一つのシンクタンクとなっている中で、やはり今の地元の高等学校、県立のですね、これもやっぱり一つのシンクタンクになるべきじゃないか、それを今度は新産業の中でどうつないでいくか、一つわかりやすくいえば、やはり今、第6次産業をする、一つの農業で6次産業をするときには、6次産業をされる中に、やはり付加価値をどうつけていくか、それは民間の中でいろいろな企業で研究所を持ってやられている、多々あるとは思いますけど、やはり零細企業、また農業だけやっていこうとした販路拡大、そういうのをやはり行政がそういう支援をするのは、やはり地元にある高等学校、そういう研究部門を行政がそういう企業と連携しながらつくるような環境の場も必要じゃないかなと。そのためには場所的なことはどうとかいうことではないで、やはりそういう県にも要望をかけ、そういうシンクタンクをいかに広げて、やはりいい情報をとりながら、子供たちに教育をして、伸びる教育を生かせるというのも一つの子供たちの育成になるじゃないかなと思っております。
そういうことで、ぜひ今回載っておりませんけど、新産業の創出の中で、あらゆる施策の中で今からやろうとするんですが、これは私、委員会で所属しておりますので、いろいろ勉強していきたいと思っておりますが、ぜひ市長のほうに教育も県立大学を使っております。県立大学だけじゃない、やはりそういう今の地場の高等学校、専門学校、またそういうのを幅広く広げるような一つの方法論はなかったんかなと思って、もしもあれば聞かさせていただきたいと思っております。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
科学技術高校に関しましては、いろいろな要望が出されておりますので、これはこの中にもありますように、田川市の中等教育整備検討委員会、この中でもこれは中高一貫校をつくるだけではなく、こういうところも含めた検討委員会がありますので、この中で十分検討していきながら、また県のほうにも働きかけをしてまいりたいと思っております。
○議長(梅林 史 君)
ほかに。 (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
私がちょっと初めて市長が、初めてというか、補正もありましたけど、昨年、今回は一から市長が思いを入れた予算ということで、かなり雇用関係には力を入れているということでいっぱい出ていますので、多岐にわたってちょっと質問させていただきますけど、よろしくお願いします。
まず、新産業の創出について、所信でも述べられておりますが、昨年の12月にアジア士業共同体との連携協定を締結したということで、これから地元企業の支援、経営力の強化とか、海外の販路拡大までやっていこうというような中身が展開しているというふうに述べられていますが、まず、私自身、業務連携協定の内容というのを存じ上げてませんので、教えていただきたいというのと、創業スクールを開催するということですが、どこでどのようにやっていくのかという問題、さらに創業支援については、学校、スクールをやる、そしてそれをどのようにやっていくのか、創業支援を受ける業者への支援、こんなものをちょっとお尋ねしたいと思います。
もう一つは、正規雇用転換奨励金制度についてですが、市内の業者が非正規雇用者を正規雇用に転換した場合に、奨励金が交付されるということになるんでしょうが、対象業者はどのようになるのか、例えば業種を問わず、雇用している市内全ての事業主に奨励金が交付されるのかというのですね、それとU・Iターンへの奨励金の交付と事業を実施するということですが、3年間で債務負担行為を行って、3,600万円を予算を計上しているということですけど、3年後はどのようになるのかですね。それから、田川地区水道企業団の出資金が補正予算で約6,100万円が減額されておりますが、当初予算では8千万円の増額になっています。この理由ですね。
それから地域おこし支援事業費として約836万円が計上されていますが、この2名の方がどのようなことをするのか、具体的な内容を教えていただきたい。
さらに企業誘致育成推進事業費で、白鳥工業団地E区画の地質調査が計上されておりますが、これは地質調査を行って何かをやるんだろうというふうに思うんですけど、新たな企業の誘致が行われるんだというふうに理解していいのかですね。
それから、大浦とか上伊田市営住宅の建てかえの予算が計上されていますけど、日吉町や新野上の市営住宅の建てかえについては、いつごろから着手していくのか。
次にですね、小学校の老朽化、トイレの改修の費用も計上されておりますが、2017年度ですね、大浦、弓削田の2校の小学校のトイレと屋内運動場のトイレを改修するということですけど、もちろん洋式化というふうに理解していいのかなというのが1点と、じゃあ、そのほかの学校については年次計画でも立てていくのかという考えがあるのか。
とりあえず最後になりますが、旧教育庁舎敷を処分に向けた用地測量費も計上されているということですが、処分をするというのはどういうことなのか、詳しく教えていただきたいと思います。以上、お願いします。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
多岐にわたりますので、全てのことは詳しいことまで、ちょっと私、把握をしておりませんので、最初の士業共同体、この分に関しましては、どのような協定を結んだのかということで。
この経緯は、士業といいますと、税理士とか弁護士とか、士業ですね、こういう方々が集まって、全国で800業種が集まって、今、ASPOというグループをつくっております。また、東南アジアでは150の方がこれに連ねているということで、これらと市が提携をしながら、今は田川市との協定ですが、まず田川市の事業者が、零細企業がほとんどなんで、これらの方々と情報を共有をして、そして、もし田川の零細企業が海外で出てみたいとか、販路をそこに求めていきたいという場合は、海外の150の方々と連絡をとり合って、安全に、そしてそこに出ていくような取り組みを進めていくことができるということで、そこに世界へ出ていく道が開けていくということであります。
また、この田川の事業者の方々が日本全国にもちょっと広げていきたいといったような方がおられましたら、そのグループを通じてそこに発信をしながら広めていくと。また、逆にもうこれ以上できないというような、もうやめなくてはいけないとか、廃業を考えているといったような方々と全国でじゃあ自分がそれを受け継いでもいいですよといったような方々と結びつけることによって、やめなくてはならない方々がやめなくていいというような形になり、そこで雇用をされていた方々がそこでやめなくて、新たな経営者のもとでまた仕事ができる、そして意欲ある、また財力のある方が来ることによって、その事業が広がっていくことによって、新たに雇用が生まれていくといったようなことになり、また市としても税収増にもつながっていくといったような形の中で、そういうイメージでこの提携を行うということであります。細かい部分はありますけど、簡単に言えばそういうところで、この士業共同体との協定を結んでしっかり生かしていきたいと、このように思っています。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君)
産業振興部長。
○
産業振興部長(須藤 乃式 君)
創業支援の取り組みについてでございますが、創業支援のスクールを商工会議所のほうが行います。そこに補助金として流してまいります。そこでスクールを卒業した方々については、国のほうからの支援もございます。融資であったり、また会社を設立するときの登録免許税ですか、あれの半減とか、半減だったと思います。そういうような支援が予定されております。平成27年度にありましては、12名の方が受講されて、1名の方が創業開始をしたという報告を受けております。
それから、雇用の創出ということで、非正規から今度正規社員になるという事業を支援するということですが、市内の事業者ということで定義しております。業種、例えばものづくりの事業者関連でないといけないとか、そういうことを規定しておりません。
それからIターン、Uターンにつきまして、3年後どうなるのかということですが、3年経過して、その内容を検証いたしまして、その後また継続するのか補強するのか、そういうところを検討していきたいと思っております。
それから、白鳥工業団地の地質調査でございます。これにつきましては、場所が白鳥工業団地の池がございます。通称万年池という、あの隣接地でございまして、地盤的に軟弱地盤であるということが想定されますので、今後活用するに当たって、企業誘致のトラブルになる前に地質を調査しておこうということでございます。
それから、もう1点ございます。地域おこし協力隊の関係ですね。地域おこし協力隊につきましては、各後藤寺・伊田の商店街の中で、商店街の活性に向けた調査及びにぎわい創出というような事業を起こしていただきたい。商店街の空き店舗の調査だとか活用方法の企画立案とイベント等の実施等を支援するというような業務をお願いしようと思っております。私からは以上でございます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君)
都市整備部長。
○
都市整備部長(水上 茂 君)
私のほうからは市営住宅建てかえの関係であります。これについては、御承知のとおり、今、耐用年数を過ぎた団地を将来的に市としてどうしていくのかという協議をマスタープランの更新ということで今やってます。この中で大きな方針を決めた上で、各個別の団地をどうしていくのかというお話になろうかと思いますので、十分に地域に住まれている住民の方々の意見を聞きながら、説明しながらということになろうかと思います。具体的なものがわかり次第お知らせをしたいというふうに思ってます。以上です。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 水道局長。
○水道局長(木戸 信博 君)
私のほうから田川地区水道企業団への出資金についてお答えします。まず平成27年度の減につきましては、事業費が確定したことによるもので、それの負担割合でございます。平成28年度の増につきましては、28年度事業費はダム本体が本格化します。そのための事業費自体が増額になりますので、そのための増でございます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 教育長。
○教育長(吉栁 啓二 君)
トイレ改修の件にお答えいたします。教育委員会として、小学校8校を5年間計画で改修する予定にしております。そして、洋式トイレがやっぱり少ないので、洋式トイレを中心にしますが、その割合とかについては計画段階で、学校との話し合い等で決めていこうかと思っております。以上です。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
多岐にわたって質問いたしましてありがとうございました、答弁していただきまして。一つ水道企業団の出資金が本体工事が今から本格化で、費用は増額、ふえたというようなことでしたが、ちょっとそこがよくわからないんで、後でいいです、まだ会いますので、教えてください。
それと教育長のほうで、教育庁舎の敷地を測量設計の予算計上されてますが、そこじゃないかもしれませんが、これについては、ちょっと答弁いただいてないんで、これは処分をするということですか、何かどうするのかなというのがありますので、これをちょっと教えていただきたいというのがあります。まだ慌てんでいいです。慌てなくていいです。ずっと延々とできるなら言いませんけど、回数もありますからね、慌てんでいいですよ。
それとですね、先ほど柿田議員が中学校給食の件について質問しましたけど、市長も今度そういった組織もちょっと変えてやろうということでありますが、そこは来年ぐらいの実施が、やるよというような意気込みがあるのか、それをお尋ねをしたい。
それともう一つ、これはちょっと市長にお尋ねしたいんですが、石炭・歴史博物館改修事業費が2億4,600万円というふうに計上されておりますけど、これについてはたしか二場市長は議員のときには反対をしてこられたというふうに私は認識しておりますが、今度はこれ改修を認めた予算が提案されているわけですけど、これについては何か心境の変化とかいうのがあったのか、お尋ねをしたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 総務部長。
○総務部長(米田 昭彦 君)
旧教育庁舎跡地については、具体的に処分が決まっているとかそういうのではありません。以前、武道館もありましたし、今、作業現場もあります。あの土地が境界が明確になっていない部分とか、測量がきちんとできていないというところがありますので、今後何らかの形で利活用するについて、必要ということで今回予算計上しているものです。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 水道局長。
○水道局長(木戸 信博 君)
先ほどの件ですけども、事業費については事業計画に基づくもので、平成28年度につきましては、今、ダム本体工事に入っておりますので、全体事業費が金額がふえておりますので、事業計画に基づくものについてですね、そのための負担割合として負担がふえてきたということでございます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
まず、給食でありますが、先ほど少し触れましたように、大体大まかにこういう方向がいいのではないかというようなことが出つつあります。そこで、出れば、来年4月からやるように頑張ってもらいたいということは言ってまいりたいと思っております。
それと石炭・歴史博物館の件ですが、これは12月補正で、もう皆さんに通していただいた分野でありますが、この石炭・歴史博物館一帯が国の史跡の指定になるかならないかという状況の中で、なれば、ここはやはりしっかり整備しておかなくてはならないということが一つと、また今回の明治日本の産業革命遺産、これが今度文化遺産になりましたが、残念なことに、田川市はこれから構成遺産としては外されましたが、関連遺産という位置づけはまだあるということであり、今、国のほうが今回指定をされました史跡をずっとルートをつないで、一つのルートで今つくり上げようとしております。これに田川市も今入れてもらうような取り組みを行っております。そこでこれに入ることによって、残念ながら構成遺産は外れましたが、そのルートに田川が入れば、当然、山本作兵衛氏、あるいはこの二本煙突、そして竪坑櫓においても多くの方々がやってくるということになりますので、その拠点として、これをしっかりと整備をすべきであると私は判断いたしましたので、今回はこのように決断いたしましたということです。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
ちょっと結局、伊良原ダムの話はまた次の機会に譲りますが、今の説明できょうのところは理解しておきます。
中学校給食に向けては、ともかく来年の4月から実施できるようにということで要請をするということでしたので、ありがとうございました。
それと石炭・歴史博物館の改修については、今市長が言われたことについては、前市政のときも同じようなことを説明を受けていたと思うんですけど、やっぱり市長になってみて、中身をのぞいてみたら、やっぱりそういった課題があったんで、これを実施していったほうがいいということで思ったということで理解していっていいということでいいですか。何か変わったのかというようなところでは、そこを聞きたかったんですが。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
基本的には考えは、今度もう皆さんにお願いをしたんですから、変わったといえば変わりました。ただ基本的には変わってない。これが市長になって、これをしっかり整備すべきであるという判断、新しい、じゃあ何でやるべきかということが出てまいりました。先ほど申し上げましたように、これを整備しなければ、せっかく国のほうがこのルートに入れていいですよということを外される懸念がありました。やはり今後インバウンド戦略や、あるいは田川の観光を考えるとき、やはりあれをしっかりと整備をしなければならないという方向転換をさせていただいたと、今までの流れの中で決してやるということではなく、新しい政治判断のもとで、これはやるべきだと思ったからやるということです。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 藤沢議員。
○議員(藤沢 悟 君)
私から、今、佐藤議員からも御質問がありましたように、世界記憶遺産のことについて1点だけお尋ねいたします。2月17日の新聞で、今回の組織改正に伴う根拠として、
世界記憶遺産推進室は一定の成果を上げていないと、このように市長は言い切っているわけですが、その原因はもう尋ねません。結局、観客動員が年々落ちてきているから、成果を上げていないということではないかと思うんですね。そこで、今回の組織改正でこれを分割して二つの課に位置づけをしました。何かこの思いが市長にあるのかどうなのか、この山本作兵衛の記憶遺産というのはどうであれ、田川が全国に発信する唯一の政策ではないかと思うんですね。それが今まで5年間やってきたことについて成果を上げてなかったと、こういうこともはっきり市長言い切ってますので、それはそれでいいと思うんです。じゃあ、今度それをさらに充実・拡大して、飛躍的にこれを政策として取り組んでいくということであるならば、市長さんにどういうお考えがあるのかお尋ねしてみたいと思っております。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(梅林 史 君) 市長。
○市長(二場 公人 君)
これは成果が全くないということではなく、やはりある程度の保存におきましては、しっかりとした保存体制をとることもできましたし、またこれを補修という観点からいえば、きっちりとした補修ももう行って完了したところでもあります。この分野においては非常にすばらしいなと思っておりますが、しかし、これを活用する分野においては、余りなされていないと、これは思ったところであります。やはり先ほど言いましたように、せっかく山本作兵衛さんの世界記憶遺産がある、これを私がいろいろ市長会等々出ていって、いろいろなところでこれを聞きます。山本作兵衛の世界記憶遺産、御存じですかと、8割方が知らないということであります。ということは、ほとんどこれがPRできていないといったような状況の中で、やはりこれをもっとPRをしていくといったような形をとらなくてはならないということで、保存はしっかり保存をしていく体制はつくってまいりますが、PR分野においては、やはりそれ専門の分野で、この山本作兵衛、田川の歴史等々を発信をしていくといったような形で、今回のたがわ魅力向上課、この中に係、部署でしっかりとPRをしていくといったような取り組みを進めていきたいと思っております。以上です。
○議長(梅林 史 君)
ほかにありますか。 (「なし」の声あり)
それでは、これより暫時休憩をいたします。再開を2時25分といたします。
(休憩14時15分)
(再開14時25分)
○議長(梅林 史 君)
再開いたします。
休憩前に引き続きまして、会議を行います。
日程第28議案第25号「
過疎地域自立促進計画の策定について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第28議案第25号「
過疎地域自立促進計画の策定について」御説明申し上げます。
本案は、過疎地域自立促進特別措置法が、平成33年3月31日まで延長されたことに伴い、平成28年4月1日から平成33年3月31日までの5カ年を計画期間とする
過疎地域自立促進計画を策定する必要が生じたため、同法第6条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。
本計画は、本市の自立促進を図る目的として策定するものであり、過疎地域自立促進特別措置法に基づく財政的な措置等を活用し、本計画を推進することで過疎地域からの脱却を図る所存であります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
質疑はありますか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第29議案第26号「市道路線の認定について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副市長。
○副市長(松村 安洋 君)
日程第29議案第26号「市道路線の認定について」御説明申し上げます。
本案は、平松8号線及び松原一区7号線の計2路線、総延長84.7メートルを市道路線として認定することについて、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(梅林 史 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はございますか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、ここで議案の委員会付託を行います。
ただいま提案されました各議案につきましては、お手元配付の
議案委員会付託表(その2)のとおりで、それぞれの所管の常任委員会に付託いたしますので、休会中、十分な審査をお願いをいたします。なお3月17日の本会議で採決をしたいと考えております。そのように取り計らうことで御了承願います。
次に移ります。
日程第30「田川市
公共下水道事業調査特別委員会の審査結果報告について」を議題といたします。
特別委員長の報告の前に、私から一言お礼を申し上げます。
本特別委員会は、本市における公共下水道の整備方針に関することについて、約4カ月間にわたり集中して大所高所から調査検討がなされ、本日その結果が出されるものであります。これもひとえに特別委員長及び特別委員の皆さん、執行部の協力によるたまものだと思っております。その御労苦に深甚なる敬意と感謝を申す次第でございます。
それでは、石松特別委員長、審査の結果の報告をお願いします。
(「議長」と呼ぶ声あり) 石松委員長。
○特別委員長(石松 和幸 君)
大変お疲れさまです。登壇の前に議長から大変温かいお言葉をいただきまして、本当に特別委員会を代表してお礼を申し上げます。
それでは、ただいまから田川市
公共下水道事業調査特別委員会の審査結果を報告をいたします。
本特別委員会は、平成27年10月26日に設置以来、本市における公共下水道の整備方針に関することを付議事項とし、多角的な視点から鋭意議論を重ねてきたところであります。既にお手元に配付しておりますが、このたび2月15日に開催をした本特別委員会におきまして、付議事項に関する審査結果報告書がまとまりましたので、その概略を報告をさせていただきます。
本市では、市営住宅や公共施設に大型浄化槽を設置するとともに、個人住宅における合併処理浄化槽の設置に関して補助を行い、生活雑排水対策に取り組んできましたが、合併処理浄化槽未設置の企業や個人住宅等からは未処理の生活雑排水が放流されているのが現状であります。
平成24年度の福岡県全体における汚水処理人口普及率は89%、全国平均では88.1%でありますが、本市の汚水処理人口普及率は57.2%と低い状況となっており、汚水処理施設の整備による河川や水路等の水質汚濁の防止と生活環境の向上を図ることは、行政の責務であり、本市に適した効率的な汚水処理対策が求められています。
しかしながら、後藤寺・伊田両地区の中心市街地には、住宅、店舗等が密集しており、小型合併浄化槽の設置が困難な状況で、汚水処理対策が進まないことや、市内の市営住宅、分譲住宅団地等に設置している大型浄化槽の半数以上が設置後30年以上を経過をして、将来の更新に莫大な建設費用が見込まれるなどの課題を抱えています。
本市では平成20年度に策定した田川市汚水処理基本構想において、公共下水道による処理区域を設定をし、公共下水道事業の実現を目指して取り組んでまいりました。このような中で、平成26年1月に国から持続的な汚水処理システム構築に向けた都道府県構想策定マニュアルが公表され、今後10年程度を目途に各種汚水処理施設の整備をおおむね完了させられるよう求められました。
これに伴い本市ではこれまでに策定していた公共下水道を整備する集合処理区域1,075ヘクタールを見直す必要が生じ、策定済みの田川市汚水処理基本構想を見直し、新たに新田川市構想を策定しなければならない状況となりました。この新田川市構想につきましては、国から示された新マニュアル、効率的な集合処理区域の絞り込み、低コスト手法の活用などの検討を行い、集合処理区域面積を294.69ヘクタールに縮小するとともに、財政収支の試算結果においては事業開始41年間で、約33億円の財源不足が生じる見込みが示されております。
以上の現状及び課題を踏まえ、策定中である新田川市構想に対して、当委員会で共通認識を深め、基本的な考え方について報告をいたします。
まず1点目は、公共下水道は工場や一般家庭等の不特定多数の原因者が排出する汚水を処理できるため、河川や水路等における水質汚濁の抜本的かつ完全な対策であり、水質環境の改善に大きく寄与するものと考えられます。
2点目は、集合処理区域に対する考え方として、新田川市構想では、集合処理区域が294.69ヘクタールまで縮小されておりますが、10年概成を念頭に検討された区域であり、現段階ではやむを得ないと考えます。ただし、今回の集合処理区域には工業団地が現存する区域が含まれていないため、今後、企業への接続意思などの意向調査を実施をし、集合処理区域の拡大についても視野に入れるべきであります。
3点目は、事業費と財源措置に関する考え方について、県からの指摘事項を踏まえ、現段階では過疎対策事業債の起債を活用することが非常に厳しい状況であることから、その他有効な財源措置を国及び県に要請するなど、執行部と議会が一体となり、財源確保に全力を尽くさなければならないと考えます。
4点目は、低コスト手法を活用した事業費削減に向けた取り組みに関する考え方として、新田川市構想においても低コスト手法が活用されておりますが、コスト削減に向けたさらなる取り組みが求められます。本市は国土交通省からモデル都市の指定を受けていることからも、国に助言を求めるなど事業費の削減に努め、財政負担のさらなる軽減を図ることが重要であると考えます。
5点目は、財政収支の均衡を図るための使用料単価に関する考え方について、新田川市構想における試算結果では事業開始41年間で約33億円の財源不足となっており、この財源不足分については、公共下水道使用料で賄う必要があります。このことから現在高約17億円の下水道施設整備基金を活用し、できるだけ使用料単価を抑えるべきと考えます。なお、使用料単価については、市民生活に大きな影響を与えるため、市民の理解を得ることが大前提であると考えます。
以上、5点の基本的な考え方を踏まえ、本特別委員会では次のようにまとめております。公共下水道の整備については、将来にわたり多額の財政出動を要し、市民の経済的な負担を含めて、大きな禍根を残すおそれがあるため、本市における公共下水道の基本構想となる新田川市構想の策定に当たっては、計画処理区域の設定、低コスト手法の検討、財源確保、他の汚水処理方式との比較において、特に慎重を期す必要があります。本市ではこれらの重大かつ喫緊の課題に対し、真摯に向き合いながら可及的速やかに方向性を見出さなければなりません。このことを踏まえて以下の項目について提言します。
1、本市における汚水処理整備の基本方針となる新田川市構想の策定に当たり、集合処理区域において公共下水道を整備する方針を定めた場合は、国及び福岡県に対し、財政支援の要望を議会と執行部が一体となって行うべきである。また、市民や企業に対し十分かつ丁寧な説明を行い、理解が得られるよう最大限の努力を行うべきである。
2、国は急激な人口の減少と高齢化を背景として、高齢者や子育て世帯にとって健康で快適かつ安心できる生活環境を実現すべく、中心市街地におけるさまざまな都市機能の効率的な集約とまちなか居住を推進をしています。本市でも第5次総合計画、都市計画マスタープラン、住宅マスタープランにおいて集約型都市構造、コンパクトシティへの推進を図ることが記されています。本市の田川伊田駅、田川後藤寺駅周辺の市街地における汚水処理対策については、住宅、店舗等が密集していることから、小型合併処理浄化槽の設置が困難な状況を鑑み、両区域内における汚水処理対策について、早急に市の方針を示すべきである。
3、単独浄化槽の設置及び汚水処理施設の未設置住居などに対処すべく、市は早急に市全域における汚水処理対策を講じるべきである。
以上、本特別委員会としましては、この3点について提言することとし、審査を終了することとしました。
最後になりますが、本特別委員会設置後、各委員におかれましては集中的に活発な御議論をいただき、執行部におかれましても真摯に対応をしていただきました。この場をおかりしまして委員の皆様や執行部の御協力に感謝をいたします。
以上で、本特別委員会の審査結果報告とさせていただきたいと思います。
○議長(梅林 史 君)
ただいま特別委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
本特別委員会に付託いたしました事項につきましては、委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、委員長の報告のとおり決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に移ります。
日程第31「陳情の件」を議題といたします。
閉会中における陳情の審査結果につきましては、委員長の報告を省略し、お手元配付の陳情審査結果表のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、閉会中における陳情の審査結果につきましては、陳情審査結果表のとおり決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に、本日までに受理した陳情1件につきましては、お手元配付の陳情文書表のとおり所管の厚生委員会に付託をいたしますので、休会中に十分審査をお願いいたします。御了承願います。
以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会します。大変御苦労でございました。
(散会14時42分)
議案委員会付託表(その1)
平成28年2月22日
3月(第1回)定例会
┌──────┬─────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │付託委員会│
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第 1号│平成27年度田川市
一般会計補正予算 │別表1 │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第 2号│平成27年度田川市
国民健康保険特別会計補正予算 │厚 生 │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第 3号│平成27年度田川市
後期高齢者医療特別会計補正予算 │ │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第 4号│平成27年度田川市
急患医療特別会計補正予算 │ │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第 5号│平成27年度田川市住宅新築資金等貸付特別会計補正予│ │
│ │算 │ │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第 6号│平成27年度田川市
水道事業会計補正予算 │建設経済 │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第 7号│平成27年度田川市
病院事業会計補正予算 │厚 生 │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第18号│田川市職員の給与に関する条例等の一部改正について │総務文教 │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第20号│田川市
事務分掌条例の一部改正について │ │
└──────┴─────────────────────────┴─────┘
別 表 1
平成27年度田川市
一般会計補正予算
┌─────────┬────────────────────┬───────┐
│ 条 │ 付 託 事 項 │付託委員会 │
├─────────┼────────────────────┼───────┤
│ 第 1 条 │第1表 歳入歳出予算補正 │別表2 │
├─────────┼────────────────────┼───────┤
│ 第 2 条 │第2表 繰越明許費補正 │各常任委員会 │
├─────────┼────────────────────┤ │
│ 第 3 条 │第3表 債務負担行為補正 │ │
├─────────┼────────────────────┼───────┤
│ 第 4 条 │第4表 地方債補正 │総務文教 │
└─────────┴────────────────────┴───────┘
別 表 2
第1表 歳入歳出予算補正
(歳 入)
┌────────────┬──────────────────┬──────┐
│ 款 別 │ 付 託 事 項 │付託委員会 │
├────────────┼──────────────────┼──────┤
│1,2,3,4,5,7,9,11, │全 款 │総務文教 │
│12,13,14,15,16,17, │ │ │
│19,20 ├──────────────────┼──────┤
│ │各所管に係わるもの │各常任委員会│
│ │ │ │
└────────────┴──────────────────┴──────┘
(歳 出)
┌────────────┬──────────────────┬──────┐
│ 款 別 │ 付 託 事 項 │付託委員会 │
├────────────┼──────────────────┼──────┤
│1,2,3,4,5,6,7,8,9, │各所管に係わるもの │各常任委員会│
│10,11,12 │ │ │
└────────────┴──────────────────┴──────┘
議案委員会付託表(その2)
平成28年2月22日
3月(第1回)定例会
┌──────┬─────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │付託委員会│
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第 8号│平成28年度田川市
一般会計予算 │別表1 │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第 9号│平成28年度田川市
国民健康保険特別会計予算 │厚 生 │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第10号│平成28年度田川市
後期高齢者医療特別会計予算 │ │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第11号│平成28年度田川市
急患医療特別会計予算 │ │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第12号│平成28年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計予算 │ │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第13号│平成28年度田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基│建設経済 │
│ │金特別会計予算 │ │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第14号│平成28年度田川市
水道事業会計予算 │ │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第15号│平成28年度田川市
病院事業会計予算 │厚 生 │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第16号│田川市
行政不服審査会条例の制定について │総務文教 │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第17号│
行政不服審査法等の施行に伴う関係条例の整備に関する│ │
│ │条例の制定について │ │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第21号│田川市職員の退職管理に関する条例の制定について │ │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第22号│
田川地区急患センターの設置及び管理に関する条例の一│厚 生 │
│ │部改正について │ │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第23号│田川市
産業振興基金条例の制定について │建設経済 │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第24号│田川市
いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定について│総務文教 │
├──────┼─────────────────────────┤ │
│議案第25号│
過疎地域自立促進計画の策定について │ │
├──────┼─────────────────────────┼─────┤
│議案第26号│市道路線の認定について │建設経済 │
└──────┴─────────────────────────┴─────┘
別 表 1
平成28年度田川市
一般会計予算
┌─────────┬────────────────────┬───────┐
│ 条 │ 付 託 事 項 │付託委員会 │
├─────────┼────────────────────┼───────┤
│ 第 1 条 │第1表 歳入歳出予算 │別表2 │
├─────────┼────────────────────┼───────┤
│ 第 2 条 │第2表 債務負担行為 │各常任委員会 │
├─────────┼────────────────────┼───────┤
│ 第 3 条 │第3表 地方債 │総務文教 │
├─────────┼────────────────────┤ │
│ 第 4 条 │一時借入金 │ │
├─────────┼────────────────────┤ │
│ 第 5 条 │歳出予算の流用 │ │
└─────────┴────────────────────┴───────┘
別 表 2
第1表 歳入歳出予算
(歳 入)
┌────────────┬──────────────────┬──────┐
│ 款 別 │ 付 託 事 項 │付託委員会 │
├────────────┼──────────────────┼──────┤
│1,2,3,4,5,6,7,8,9, │全 款 │総務文教 │
│10,11,12,13,14,15, ├──────────────────┼──────┤
│16,17,18,19,20 │各所管に係わるもの │各常任委員会│
│ │ │ │
└────────────┴──────────────────┴──────┘
(歳 出)
┌────────────┬──────────────────┬──────┐
│ 款 別 │ 付 託 事 項 │付託委員会 │
├────────────┼──────────────────┼──────┤
│1,2,3,4,5,6,7,8,9, │各所管に係わるもの │各常任委員会│
│10,11,12,13,14, │ │ │
└────────────┴──────────────────┴──────┘
陳情審査結果表
平成28年2月22日
3月(第1回)定例会
(陳 情)
┌─┬────────────────┬───┬──────┬─────┬──┐
│番│ 件 名 │付 託│ 審査結果 │ 上 程 │備考│
│号│ │ ├──┬───┤ │ │
│ │ │委員会│採否│措 置│ 年月日 │ │
├─┼────────────────┼───┼──┼───┼─────┼──┤
│3│高齢者、求職者(失業者)及び働き│建 経│一部│執行部│H27.11.30 │下記│
│ │たい生活困窮者の仕事とくらしを守│ │採択│送 付│ │詳細│
│ │ることを求める陳情 │ │ │ │ │ │
└─┴────────────────┴───┴──┴───┴─────┴──┘
(下記詳細)
┌──────────────────────────┬───────┬───┐
│ 項 目 │ 審査結果 │備 考│
│ ├───┬───┤ │
│ │採否 │措 置│ │
├──────────────────────────┼───┼───┼───┤
│1 高齢者、求職者(失業者)及び働きたい生活困窮者の│採択 │執行部│ │
│ ための仕事を確保すること。 │ │送付 │ │
├──────────────────────────┼───┼───┼───┤
│2 公的就労事業制度確立の国への働きかけとともに、自│不採択│ │ │
│ 治体としての実施を検討すること。 │ │ │ │
├──────────────────────────┼───┼───┼───┤
│3 国の交付金による「緊急雇用創出事業」の継続・拡充│不採択│ │ │
│ と活用改善を行うこと。 │ │ │ │
├──────────────────────────┼───┼───┼───┤
│4 高齢者雇用安定法第5条及び第40条に基づき、非営│採択 │執行部│ │
│ 利団体、高齢者団体などへの仕事を発注すること。 │ │送付 │ │
└──────────────────────────┴───┴───┴───┘
陳情文書表
平成28年2月22日
3月(第1回)定例会
(陳 情)
┌─┬──────────────┬───────────┬─────┬───┐
│番│ 件 名 │ 陳情者住所氏名 │ 受 理 │付 託│
│号│ │ │ 年月日 │委員会│
├─┼──────────────┼───────────┼─────┼───┤
│4│よりよい保育の環境づくりを求│福岡市中央区渡辺通5-1│H28. 2.15 │厚 生│
│ │める意見書の提出に関する陳情│-26-307 │ │ │
│ │ │福岡県保育団体連絡会 │ │ │
│ │ │代表 福 井 英 二│ │ │
└─┴──────────────┴───────────┴─────┴───┘...